blue-light special [辞書に載っていない表現]
前回は "Billary" Clinton について取り上げたが、この語を検索してヒットしたうちのひとつに、The Washington Post 紙の記事があった。その中に、次のようなくだりがある。内容は前回引用した Wikipedia と似ているが、それはともかく、ここに出てくる blue-light special とは何のことだろうか。
この表現、手持ちの辞書には載っていなかった。そこでネットで調べると、「お買い得品(セール)」というような意味らしい。デパートの Kmart がバーゲンをするときに、かつて店内に青色灯を掲げたのに由来するようだ。参考記事をひとつ。
http://www.detnews.com/2005/business/0501/27/E01-71598.htm
ネットで見つけた例を、もう少し書き抜いてみよう。
かなり前にアメリカを訪れた時、Kマートはまだこの慣行を行っていたはずだが、私は気づかず、この表現も知らなかった。
アメリカで生活を続けている人には、こうした語彙は常識になっているものもあるだろうが、日本で暮らしているとなかなかわからないものだ。それでも、インターネットの登場で、以前に比べればあたりをつけるのがずいぶんと楽になったのがありがたい。
They once called themselves the "blue-light special," offering "two for one" -- two leaders for the price of one, quickly dubbed "Billary." That was back during Bill's 1992 presidential campaign, when Hillary was the first professional woman, a lawyer, heading for the role of first lady.
( http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/12/16/AR2006121600894_pf.html )
この表現、手持ちの辞書には載っていなかった。そこでネットで調べると、「お買い得品(セール)」というような意味らしい。デパートの Kmart がバーゲンをするときに、かつて店内に青色灯を掲げたのに由来するようだ。参考記事をひとつ。
http://www.detnews.com/2005/business/0501/27/E01-71598.htm
ネットで見つけた例を、もう少し書き抜いてみよう。
- Little did anyone know that the accompanying announcement, “Attention Kmart Shoppers,” would enter into the popular lexicon. Or that “blue-light special” would become a retail catch phrase for any bargain or special deal.
- In the early days of browsers, Netscape Navigator and Microsoft Internet Explorer battled for market share. Both browsers were free so they couldn't exactly offer a blue light special.
- The price is not exactly a “blue light special.”
- Problem was, no one was buying it, even at the blue light special.
- XXX is available on a $399 blue-light special.
- This is the ‘blue light special’ of French sparkling wine.
かなり前にアメリカを訪れた時、Kマートはまだこの慣行を行っていたはずだが、私は気づかず、この表現も知らなかった。
アメリカで生活を続けている人には、こうした語彙は常識になっているものもあるだろうが、日本で暮らしているとなかなかわからないものだ。それでも、インターネットの登場で、以前に比べればあたりをつけるのがずいぶんと楽になったのがありがたい。
タグ:=英語文化のトリビア
にほんブログ村← 参加中です
コメント 0