英語になった日本語「少し」 [英語になった日本語]
前回の続きだが、日本語に由来する英語でもうひとつ面白いのは skosh だ。「少し」に由来するという、ウソのような話である。
ネイティブスピーカーが一般的に知っていて実際にけっこう使われる単語だ、といえるのかどうか確かめてみたいところだ。
母音のところは /ou/ と発音する。その昔、簡単な日本語を話す外国人が「スコーシ、スコーシ」と言うのを聞いていて、日本人の会話調の言い方にならったものかと思った。その当時この単語は知らなかったのだが、今にして思えば、彼は 「『少し』は skosh と同じようにいえばよい」と覚えていたのかもしれない。
さてこの単語、やはり戦争と無縁ではなく、次の説明によると朝鮮戦争、あるいはそれ以前から使われていたようだ。
ネイティブスピーカーが一般的に知っていて実際にけっこう使われる単語だ、といえるのかどうか確かめてみたいところだ。
- a small amount; particle; insignificant, small, or meaningless part.
He added just a skosh of vinegar, to give the recipe some zip.
- jot: a little bit ( slang )
I'd like just a skosh more, please.
[Mid-20th century. < Japanese sukoshi]
母音のところは /ou/ と発音する。その昔、簡単な日本語を話す外国人が「スコーシ、スコーシ」と言うのを聞いていて、日本人の会話調の言い方にならったものかと思った。その当時この単語は知らなかったのだが、今にして思えば、彼は 「『少し』は skosh と同じようにいえばよい」と覚えていたのかもしれない。
さてこの単語、やはり戦争と無縁ではなく、次の説明によると朝鮮戦争、あるいはそれ以前から使われていたようだ。
The original was sukoshi, in Japanese a little bit or a smidgen. It first appeared in print in American English about 1951. Word researchers think American servicemen based in Japan brought it back at the time of the Korean War, though several subscribers have mentioned it was common among American servicemen in Japan in the years immediately following World War Two.
( http://www.worldwidewords.org/qa/qa-sko1.htm )
タグ:日本語
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