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speaking at length while saying nothing [単語・表現]

前回、緒方貞子氏について書いたが、紹介した「ワシントン・ポスト」紙の記事に、次のようなくだりがあった。

- But unlike many high-powered U.N. officials, Ogata never mastered the art of speaking at length while saying nothing.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/09/29/AR2008092903203.html?sub=AR

面白いと思ったのは speaking at length while saying nothing という言い回しである。speak と say の違いは、と問われても明確に答えられない私だが、少なくともここでは、speak は「発話する」、say は「意味のあることを言う」といった感じで使い分けられているようである。

at length は for a long time and in detail と英英辞典にある。文脈によっては「だらだらとしゃべる」という感じだろうか。art はまず「芸術」「美術」と覚える人が多いだろうが、「技術」「要領」「わざ」「コツ」という意味もある。

なお master は acquire complete knowledge or skill in (a subject, technique, or art) また gain control of; overcome と辞書にある。日本語ではちょっと英語ができれば「英語をマスターした」ということがあるが、英語だと生半可な程度では master は使えない、とはよく聞くことである。

タグ:カタカナ語
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