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swear をめぐって・続き [名言・ことわざ]

このところ取り上げている swear について続ける。電子辞書の「ジーニアス英和大辞典」には、Mark Twain の言葉として、次のような文があげられていた。

- When angry, count a hundred; when very angry, swear.

「腹がたったら100まで数えよ、非常に腹が立ったら啖呵をきれ」と訳されている。いかにもマーク・トウェインらしいと思ったが、何かの作品に出てくるものだろうか、とネットで検索したら、面白いことがわかった。「ジーニアス」に出ている上記の形よりも、

- When angry, count to four; when very angry, swear.

の方が、ずっとヒットした数が多かったのだ。

count のあとに to がついているのはまだいいとして、数える回数が25分の1と、大幅に違う。ヒット数は「4つ数えろ」の勝ちだったが、マーク・トウェインが言ったのは本当はどちらなのか。時間のある時にじっくりと調べてみたいが、どなたかご存知の方はいないだろうか。

さて、私は辞書を引いた「ついで」の学習を心がけているが、swear の項を読んで見つけたイディオムに swear black is white (あるいは talk black into white, prove that black is white) がある。

「[未来形・条件節で](目的のためには)手段を選ばない、黒を白と言いくるめる」という意味だそうだ。ここでの swear は take an oath というより say or affirm earnestly and with great conviction という定義に沿うものだろう。

「黒を白と…」という日本語の表現は発想が似ているが、もしかしたら英語(あるいは他の外国語)から来ているのだろうか。「黒と白」といえば、以前取り上げた Two blacks don't make a white. もあらためて思い出した。

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