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こうなってほしい次世代の電子辞書 [辞書・学習参考書]

前回からの流れで辞書について戯言。私は電子辞書を手放せないが、以前も書いたように欠点はやはり一覧性がないことだろう。自然にイディオムに目が行ったり、目当ての言葉の前後にある別の単語に興味をひかれたり、ということはまず期待できない。

スマホやタブレットが普及する中、こうした端末に電子辞書のコンテンツや機能がさらに取り入れられ、最終的には統合されることになるだろうと想像している。もちろんオマケ程度の辞書ではなく、現在のフラッグシップ flagship モデル同様の充実した英語コンテンツを搭載して、である。

いや、搭載というより、オンライン辞書が進化した形の方が実現性が高いかもしれない。その値段が現在の電子辞書並みの有料サービスになっても、便利ならば私は喜んで支払う。全体のバージョンアップや細かい修正、さらにコンテンツの追加といった充実したサービスも普通になるとありがたい。

いずれにせよ、私としての理想は、冊子版辞書の紙面そのままが端末の画面に展開されることである。いわば紙の辞書の電子書籍版である。もちろん、複数の単語による成句や用例の検索、また複数辞書の串刺し検索といった、電子辞書ならではの機能は備えてもらわなければ困る。書き込みや下線(ハイライト)も当然できるようにしてほしい。

でなければ、画面が3分割され、見出し語と訳語、その用例・例文、そして関連するイディオム・成句が、連動しつつそれぞれに表示される形にはできないだろうか。これならば、訳語だけを読んで事足れりとして用例や熟語までは目が届かない、という今の電子辞書についてまわる危険性が少しは緩和されるだろう。紙の辞書と違って、単語の前後を見て、他の単語を知ることは望めない点に変わりはないが。

子どもの頃、こんなものがあったらと夢のように思っていた携帯電話は大人になったら実現してしまった。私が最初に個人で買ったパソコンは、増設して2メガバイトのメモリにハードディスクが80メガだったが、その頃知人と、「いつかハードディスクがテラバイトになったらいいな」「まあ退職するまでは無理だろう」という会話を交わしたことは、いまとなっては笑い話である。

そして、「スター・トレック ディープ・スペース・ナイン」 Star Trek: Deep Space Nine というSFテレビドラマで描かれていた未来世界では、登場人物がみなタブレットを使っていて、「カッコいいな」と観ていて思ったが、これまた(機能はどうあれ形としては)すでに実現してしまった。

そんなことを思いめぐらすと、電子辞書も必ずや、いま想像しているよりも、もっと凄い形で利用できるようになるだろうという気がしてくる。

そう脳天気に期待している私は、スマホもタブレット端末もまだ持っていないので、とりあえずはそちらが先のようだ。

参考記事:
電子辞書を電車で読む
http://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/2007-05-15

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