英語は難しくないのに速読するのは難しい本 [音楽と英語]
英語の力をつけるために読書は不可欠だろうし、多読、あるいは速読の重要性もよく指摘されている。ただ、速読を強調するあまり、何でもかんでも速く読まなくてはならない、という固定観念のような考えを持つとしたら、それはそれでまずいのではないだろうか。今回読んだエドワード・サイードとダニエル・バレンボイムの対談集は、そんなことを思わせてくれた。
Parallels and Paradoxes: Explorations in Music and Society (Vintage)
- 作者: Edward W. Said
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2004/03/09
- メディア: ペーパーバック
タグ:クラシック
ビル・エヴァンスの名盤 Waltz for Debby [ジャズ・クラシック]
放送禁止用語にかぶせる bleep [ニュースと英語]
サンクトペテルブルクサミットで、ブッシュ大統領とブレア首相が私的に交わした会話が筒抜けになった。マイクがオンになっていることに気づかなかったためだが、"Yo, Blair. How are you doing?" とカジュアルに語りかけたあと、四文字語を口にし、さらに口に食べ物を入れながら話すブッシュが笑える。
タグ:ブッシュ
グレン・グールドの映像版「ゴルトベルク変奏曲」 [ジャズ・クラシック]
「和臭」のする英語 [英語学習]
前回書いた Bill Bryson の "Troublesome Words" を読むと、ネイティブスピーカーでもけっこう不適切な英語を書いていることがわかる。とはいっても、仕事などでひとさまに示す英語の文章は、やはりしっかりしたネイティブによるチェックが欠かせないだろう。
ネイティブのための単語の使い方ガイド [辞書・学習参考書]
Hermit Kingdom (「北朝鮮」の別称) [ニュースと英語]
The Economist の表紙には思わず笑ってしまった。サングラス姿の「将軍様」を使った合成写真と Rocket man というタイトル。
わざと趣味の悪い描き方にして、その非常識ぶりを強調し揶揄しているとも取れる。メガネが売りだったエルトン・ジョンの同名のヒット曲にもかけたものだろうか?
タグ:国際問題
clean bill of health 「おすみつき」 [単語・表現]
アメリカのスペースシャトルは、打ち上げ時にまたも耐熱材が剥がれ、国際宇宙ステーションから底面を撮影して画像を分析することになった。これを報じる記事で使われていたのが clean bill of health である。
買い手の責任 buyer beware, caveat emptor [単語・表現]
前回の buyers' remorse に関連して思い出したのが、Buyer beware. で、「買うときには気をつけて、買った後では遅い」という注意の呼びかけだ。
buyers remorse [辞書に載っていない表現]
北朝鮮がミサイル実験をするのではと心配されているが、この問題を取り上げたトーク番組を聞いていたら、専門家が、北朝鮮について buyers' remorse という表現を使っていた。何となく想像はつくが、私が見た限り、見出し語で載せている辞書はなかった。
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