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続・capの意外な意味 [注意したい単語・意外な意味]

意外と見落とされがちでは思われる cap の意味について短く追加する。この単語について、ある英和辞典は「(冗談・逸話・引用句などを)を競って出す・しのぐ・うわてに出る」という訳語を載せている。これだけではどうもよくわからないので、他の辞書を調べてみた。

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「帽子」ではない cap [注意したい単語・意外な意味]

英語を学び始めてすぐ接する単語は、基本レベルであるがゆえに、その語が持つ他の意味になかなか目が届かない場合があると思う。cap もそのひとつといえるのではないだろうか。「ふた(をする)」から転じたものなのだろう、「上限(を設ける)」さらに「締めくくる」という意味がある。私はこれを知ったのは社会人になってからだった。

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「飛ぶ教室」の新訳 [翻訳・誤訳]

ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの「飛ぶ教室」は、クリスマスの時期にギムナジウムの生徒たちが体験した出来事を描いた作品である。小学校の高学年の時に引き込まれるようにして読んだ。高校生の時には英訳も手に入れた。先日、書店に立ち寄ったら、そのなつかしい「飛ぶ教室」の新訳が光文社の古典文庫から出ているのを見つけた。


飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)

飛ぶ教室 (光文社古典新訳文庫)

  • 作者: ケストナー
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/09/07
  • メディア: 文庫


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タグ:和書 日本語
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「刷り込み」には勝てなかった~ビートルズの"Let It Be... Naked" [音楽と英語]

Let It Be... Naked [Bonus Disc]

Let It Be... Naked [Bonus Disc]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2003/10/31
  • メディア: CD

十代の一時期、すでに解散していた The Beatles を、深夜放送やカセットテープで毎日のように聴いていた。LPのアルバムをすべて集める金銭的余裕はなかったため、友人グループの間で割り振って、買ったレコードをテープにコピーしあうなんてこともしていた(ちなみに私に割り当てられたアルバムは Help! だった)。

それも遠い昔の事になり、社会人になって全部集めたCDも、さすがに近年は聴くことがなくなっている。この Let It Be... Naked も、3年ほど前に出たのは知っていたが、今回たまたまレンタル店で目に留まり、初めて聴いた。

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タグ:ビートルズ
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「わら人形」と straw man [単語・表現]

前回書いた hang in effigy という表現から連想したのが、日本の「わら人形に五寸釘を打つ」行為である。わら人形を直訳すれば straw man といえばいいのだろうか。そして英語では何か特定の意味があるのだろうか。

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hang in effigy という慣習 [単語・表現]

先日読み終わったノンフィクションの中で、ひとつのページに hang in effigy という表現がたて続けに出てきた。私にとって effigy は、目にすれば何とか思い出せる程度の定着度の低い単語だったが、ぐっと印象が強くなった。また、こうした慣用表現があるのかとも考えた。

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イラク戦争関連の「流行語」 [ニュースと英語]

イラクでのアメリカ軍増派をめぐって surge という単語が人気だと書いているロイター通信の記事についてもう少し紹介したい。

イラクにからんではこの他、withdrawal の代わりに redeployment を使う傾向が見られ(太平洋戦争で日本が「撤退」ではなく「転進」といったことを思い起こさせる)、また増派に反対する人は escalation という単語を好むようになっているのだそうだ。

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人気急上昇の単語 surge [ニュースと英語]

TIME_070115.jpg
先週の「タイム」と「ニューズウィーク」最新号は、いずれもカバーでイラク政策をめぐる記事の見出しを掲げ(「ニューズウィーク」はカバーストーリーではないが)、それぞれ "The Surge"、"The 'Surge' War" と、そろって同じ単語を使っていたのでちょっと驚いた。というのは、この surge という単語、最近の英文記事で相次いで取りあげられていたのを読んだばかりだったからだ。
Newsweek surge.jpg

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単語も経年変化する (retronym) [単語・表現]

アメリカのコラムニスト William Safire は、時の動きとからめて、言葉(=英語)がどう使われているかを切り取るコラム "On Language" を長年書いている。時々読んでいるが、扱われている事柄や単語がピンとこないこともあり、残念な思いをする。その中では、先日の retronym についての記事は、かなりわかりやすいほうだった。

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式亭三馬の「浮世風呂」 [読んだ本]

連休に家族と温泉へ行き、舞い落ちる雪を眺めながら、のんびりと湯に浸かってきた。これまで訪れたことがある国にも、トルコのハマムとか、イスラエルの死海沿いにあった身体が浮く健康ランドなど、それなりに楽しめる入浴施設があった。しかしやはり日本人、熱い湯がたっぷり流れる日本の温泉は格別だ。

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タグ:日本語
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2006年流行語大賞は「冥王星する」 [Word of the Year]

The American Dialect Society は、毎年 "Word of the Year" を選んでいる。"The words or phrases do not have to be brand new, but they have to be newly prominent or notable in the past year." ということで、言葉を通じて世相も見て取れる。

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third degree [数にちなむ表現]

数がからんだ英語表現、今回は「3」の続きとして the third degree を取り上げたい。手持ちの英和辞書の一つは「厳しい尋問」としか書いていないが、英英辞典を見ると、単なる質問攻め、という程度ではすまない場合もあるようだ。

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four corners [数にちなむ表現]

数にちなんだ corner つながりで連想したのが、four corners である。「すべての地域(領域)」という意味で、the four corners of the earth は 「世界のすみずみ」ということになる。

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three-cornered [数にちなむ表現]

The Three-Cornered World

The Three-Cornered World

  • 作者: Natsume Soseki
  • 出版社/メーカー: Peter Owen Ltd
  • 発売日: 2010/09/09
  • メディア: ペーパーバック

"The Three-Cornered World" は、Alan Turney が夏目漱石の「草枕」の英訳につけた題である。これについてターニー氏は序文で、「直訳すると "The Grass Pillow" になるが、それでは意味をなさないので、この作品のテーマと考えられる一部分をタイトルにした」といった意味のことを書いている。

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