「カメラ」ではない camera [英語のトリビア]
辞書にのっていない選挙の表現あれこれ [ニュースと英語]
参院選が迫ってきた。選挙など、ある分野で決まってお目にかかる単語は、出会った順にコツコツ身につけるより、まず単語集などでまとめて覚えてしまったほうが能率がいいと個人的には思うが、今回は、そういったリストにも載っていないと思われる表現を少し書いてみよう。
タグ:日本の政治
「人類にとっては偉大な跳躍」~アポロ計画の名文句を集めて [名言・ことわざ]
アポロ11号が月に到達した1969年7月、私はまだ小さく、西山千氏らが通訳していた放送にリアルタイムで触れたのかどうか記憶はないが、後日、「あそこに人間が行ったんだ」と子供なりに感動しながら夜空の月を見上げたことを今でも覚えている。今回も、アポロ計画にちなんで書くことにしよう。
動詞ではない go (アポロ計画と「サンダーバード」) [注意したい単語・意外な意味]
先日の記事でティコ・クレーターのことに触れたが、人類が初めて月に第一歩を記したのは38年前の今の時期、7月20日だった。この時に同時通訳をした西山千氏も、今月初め鬼籍に入られた。偶然にも、今月は1969年7月と各日の月齢がほぼ同じだ。そんなことから、アポロ計画や宇宙飛行から連想した英語について綴ることにしよう。
つらい時でも silver lining [名言・ことわざ]
この silver lining という表現は、苦境の中でも希望を捨てるな、というような意味を持つ Every cloud has a silver lining. ということわざから来ている。最近も、科学ライターの Simon Singh が書いたノンフィクション "Big Bang" を読んでいてお目にかかった。
Big Bang: The Origin of the Universe
- 作者: Simon Singh
- 出版社/メーカー: Perennial
- 発売日: 2005/11
- メディア: ペーパーバック
続・skidooって何だ? [辞書に載っていない表現]
23 skidoo という表現を知るきっかけとなった Bill Evans の曲 "34 Skidoo"が何を意味するのかは、ネットで検索してもわからず、長いこと手がかりがなかった。
タグ:=英語文化のトリビア ジャズ
skidoo って何だ? [英語文化のトリビア]
はやりすたれが激しいこともあって、スラングにはあまり興味がなく、積極的に学ぼうとしたことはないが、ひょんなことから賞味期限の切れた俗語を覚えたりする。23 skid(d)oo という表現は、ジャズ・ピアニスト Bill Evans の "34 Skidoo" という曲から知ったものだ。
タグ:ジャズ
「~につき」ではない per [注意したい単語・意外な意味]
アメリカ大統領選の民主党討論会で、エドワーズとクリントン両候補の私的な会話がマイクを通じて流れてしまったことを報じる記事から、もうひとつだけ短く書くことにする。per といえば、「~ごとに」「~につき」と覚えている人もいると思うが、それ以外の意味もある。
結果をごまかす rig [単語・表現]
今回も、クリントンとエドワーズ両候補の私的な会話がマイクを通じて流れてしまった騒ぎを伝える記事をもとに書いてみよう。先日、doctor に「改竄する」という意味があると書いたばかりだが、それにちょっと似ているので取り上げたいのが、rig という単語である。
「泡沫候補」 [和英表現]
前回、アメリカ大統領選の討論会で、クリントンとエドワーズ両候補が交わした「弱小候補は討論会に不要」と受け取れる私的な会話がマイクを通じて流れた open mic 騒ぎを紹介したが、これを報じる記事の中に、long-shot という単語が使われていた。日本の選挙が近いこともあり、これをきっかけにして、「弱小候補」「泡沫候補」にあたる英語について書いてみたい。
タグ:ニュースと英語
マイクがオンなのに気づかず問題発言が筒抜け (open mic) [ニュースと英語]
今月12日にデトロイトで行われた大統領選挙候補者による討論会で、ヒラリー・クリントン上院議員とエドワーズ元上院議員が交わした、「弱小候補は参加させない方がいい」という私的な会話が会場のマイクで拾われてしまった。
「おたく」の英単語をもうひとつ (anorak) [和英表現]
trainspotter, otaku と、「おたく」を表す英単語について書いてきたが、残る anorak についてオンライン辞書の定義と例文を見て、とりあえずの締めとしよう。
タグ:=英語のトリビア
「おたく」と otaku [和英表現]
「おたく」を表す trainspotter と anorak について前回書いたが、日本の参議院選挙を報じる記事を読んでいたら、偶然にも otaku に出くわした。そこで、anorak について続きを書く前に、英語に入りつつあるこの otaku について調べてみよう。
「鉄ちゃん」は英語で何という? [和英表現]
ある週刊誌の最近の号を眺めていたら、「男の子の『鉄ちゃん脳』は0歳から始まる」という記事があった。これを見て頭に浮かんだ単語が trainspotter である。以前、「おたく」にあたる表現についてネイティブスピーカーと話していて、anorak という類語とともに教えてもらったものだ。
タグ:=英語文化のトリビア
「医者」ではない doctor [注意したい単語・意外な意味]
前回のブレア政権の sex up 問題について書いた当時の Guardian 紙の記事に、doctor という動詞が出てくる。元の文章を改ざんする、という意味である。
sex up [単語・表現]
前回書いた jazz up と似た表現として、sex up や juice up, pep up がある。jazz は sex を意味する俗語に由来するという説があるが、sex up も jazz up からの並びでできたのだろうか。
タグ:国際問題
jazz を使った英語表現 [音楽と英語]
語彙を増やすためには、辞書を入念に引く、辞書を引かずに文脈で覚える、単語集で詰め込む、などいろいろあるだろうが、何かをきっかけにこちらから網を広げてみるのもいいと思う。先日、前回ジャズにちなんだ学習書について書いたので、 jazz という単語について調べてみることにしよう。
「ジャズの英語」 [音楽と英語]
「歌で英語を学ぼう」といわれるものの、大人が興味を持つような新しい作品について歌詞を詳しく説明した教材は、著作権のためかもしれないが、あまり多くはないように思う。雑誌等でヒット曲が取り上げられていることもあるが、アーティストや作品の紹介が中心で、英語の解説は申しわけ程度、歌詞の訳も時に「超訳」だったりする。そんな風に感じていたところ、先日見つけたのがこの本である。
タグ:ジャズ
シベリウスの交響曲第5番(アシュケナージ) [ジャズ・クラシック]
recap 「要点のおさらい」「メインニュースをもう一度」 [ニュースと英語]
Simon Singh という科学ライターが書いたノンフィクション "Big Bang" に、次のような文があった。文中の recap という単語は、前回の vox pop 同様、ニュースで聞くことがある単語だ。
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