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「砲艦」ではない gunship [注意したい単語・意外な意味]

先日からの流れで、意味を間違える恐れがありそうな軍事関係の英単語についていくつか書いてみよう。まず取り上げたいのは gunship である。字面を見て「砲艦」と取る人もいるのではないだろうか。しかしこの「船」、実は空を飛ぶ。

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混同したくない「戦車」と「装甲車」 [ニュースと英語]

前回に続いて、戦争に関するニュースで見聞きした誤解について書く。装甲車 armored vehicle が走っている映像が流れ、これをキャスターだったかリポーターだったか、「戦車」と表現していた。

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混同しがち?な「戦艦」と「軍艦」 [ニュースと英語]

このところ軍事関係の単語について触れているが、英文記事を読んでいるとこうした語彙が自然と増えてくるのは、各地で紛争が絶えないからだと悲しむべきか。今回は、実際に見聞きしたこの分野の誤解や誤訳について書いてみたい。

まずは湾岸戦争だったか、アメリカ軍の艦艇を同時通訳が「戦艦」と呼んでいたのを聞いた記憶がある。

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副長と first officer [ニュースと英語]

私が英語嫌いにならずにすんだ理由のひとつは、高校生の頃、気に入った映画やテレビドラマの小説版ペーパーバックを、読むとまではいかないが眺めていたことだ(ビデオはまだ普及していなかった)。いまBSで再放送されている「スター・トレック」もそのひとつだが、面白いと思ったのが、宇宙船の「副長」を原語で first officer ということだった。

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矛になったイージス (aegis) [ニュースと英語]

衝突事故に巻き込まれた乗り物は潰れる、というイメージを持っていたが、先日起きたイージス艦の事故では、漁船の船体が2つに切断された形になっていたので驚いた。aegis とはギリシャ神話の大神ゼウスが持つ「盾」で、転じて「保護」も意味するが、防衛システムの名称に使われ、今やこちらの方がよく知られているのではないかと思う。

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スクロヴァチェフスキのブラームス交響曲第2番 [ジャズ・クラシック]


ブラームス:交響曲第2番

ブラームス:交響曲第2番

  • アーティスト: ブラームス,メシアン,スクロヴァチェフスキ(スタニスラフ),読売日本交響楽団
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2008/01/23
  • メディア: CD

ブラームスの交響曲について人気投票をしたら、1番>4番>3番>2番の順となるのではないだろうか。私もかつてはこの順番だった。第2番を最初聴いた時は、「まあいい作品だが、他の3曲ほどではないな」と思っていたのが、今や「この曲が一番」となっている。こういうところもクラシック鑑賞の面白さではないだろうか。

この新譜CDは店頭で試聴できるようになっていたが、スクロヴァチェフスキだから、ではなく、ブラームスの2番だから、という理由でヘッドフォンを取った。しばらく聞いたら、なかなかいい演奏に感じられたので、SACDとのハイブリッドでちょっと価格は高いが、思い切って購入した。

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ホームズ全集の新訳が完結 [シャーロック・ホームズ]

一昨年から出版されていたシャーロック・ホームズの新しい文庫本全集が完結した。訳したのはホームズに造詣が深いプロの翻訳家だが、「おたく」的な脚注を避け、広く一般に読んでもらうことを目指したという。訳者による解説には、「ホームズもの」をめぐる翻訳観も書かれていて興味深かった。


シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

シャーロック・ホームズの冒険―新訳シャーロック・ホームズ全集 (光文社文庫)

  • 作者: アーサー・コナン ドイル
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 文庫


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「オバマ氏を小浜市が応援」をめぐる誤(?)報 [アメリカ政治]

バラク・オバマ氏の名前を聞いた時、頭に浮かんだのは「小浜」の字だった。おやじギャグになるので自重していたら、福井県小浜市がオバマ氏を応援していると伝えられるようになった。候補者の快進撃を受けてか、外国メディアも競うようにこの話題を取りあげている。しかし読み比べたら、記事の間に無視できない食い違いがあることに気づいた。

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タグ:オバマ
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トルーマン大統領の「常識のウソのウソ」 [英語文化のトリビア]

前回は、トルーマン大統領がモットーとしていた言葉 "The buck stops here." について書いたが、この大統領をめぐっては、「常識のウソのウソ」ともいえるトリビアがあるので、息抜きを兼ねて紹介しよう。

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責任は俺が取る!(The buck stops here.) [名言・ことわざ]

このところ触れているミズーリ州は、大統領としてトルーマンを輩出している。在任中はきわめて不人気だったというが、後にぐんぐん評価が上がり、今では歴代大統領のランクで上位10人の常連になっている。英語学習の面からトルーマンを取り上げるとすれば、"The buck stops here." という表現になるだろう。彼はこの言葉が書かれたプレートを机に置いていた。

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「ミズーリ」か「ミズーラ」か [発音]

先日 I'm from Missouri. というイディオムを紹介したついでに、この州の発音について書いてみたい。はるか昔の学生時代、初めてアメリカを貧乏旅行した時に、「ミズーリ」ならぬ「ミズーラ」のような発音を聞いてめんくらった。しかも1回だけではなく、何回か耳にすることになり、このように発音することもあるのだろうと考えた。

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疑い深いトマス (doubting Thomas) [聖書・キリスト教と英語]

前回は、ミズーリ州の名前を使って「疑い深い」ということを表す "I'm from Missouri. You have got to show me." という言い回しについて書いたが、ここから連想したのが doubting Thomas という、人名が使われた類似表現である。

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疑い深いミズーリの人びと (I'm from Missouri.) [固有名詞にちなむ表現]

先日、「ある地域から全体の傾向を読み取る」という場合に使われる bellwether という単語について書いたが、そうした場所として、選挙についての実例ではミズーリ州があげられていた。ミズーリといえば連想するのが、「疑り深い」という意味の from Missouri という表現だ。

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「じゃんけん」とアメリカ大統領選挙 [英語文化のトリビア]

前回、「ヘラルド・トリビューン」紙のサイトで読んだ記事から bellwether という単語を紹介したが、同じ日に同紙で読んだもう一つのスーパーチューズデー関係の記事が "Rock, paper, scissors" である。大統領選挙の候補者をじゃんけんの「グー、チョキ、パー」にたとえているのがおもしろい。

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トレンドを占う bellwether [ニュースと英語]

今年のアメリカ大統領選挙戦は、この国に特別な関心を持っているわけではない人にも、アメリカが統合よりも分散へ向かっていると感じさせるものではないかと思う。有力候補者の顔ぶれは、民主党が性差と人種について、共和党が保守の度合いについて、それぞれ選択を迫る。そして今回のスーパーチューズデーで明確な勝者はおらず、人びとの拡散ぶりを印象づけるものとなったのではないだろうか。

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「送る」ではない dispatch [注意したい単語・意外な意味]

前回 snuff に「殺す」という意味があることに触れたが、関連して頭に浮かんだのが dispatch である。やはり kill を意味するが、ちょっと意外だと思う人もいるのではないだろうか。

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snuff film (movie) [映画・ドラマと英語]

先日書いたように、sn- で始まる単語には鼻に関係ある単語が多いが、そのひとつが snuff である。「くんくん鼻で嗅ぐ(こと)」という意味だが、名詞としてのこの単語に movie あるいは film をつけると(映画好きならご存知の方がいるはずだが)、とんでもない(?)意味のスラングになる。

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光を見て出るくしゃみ (photic sneeze reflex, achoo syndrome) [辞書に載っていない表現]

「くしゃみ」からさらに余談気味の連想を続ける。太陽を目にすると思わずくしゃみが出るという人がいると思う。一般の辞書には載っていないようだが、この反応を photic sneeze reflex と呼ぶ。achoo syndrome ともいうらしい。

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「はくしょん」と achoo [英語のトリビア]

sneeze や Bless you. から始めた連想、今回は余談気味の話である。くしゃみの擬音 onomatopoeia は英語では achoo となる(ahchoo など異なる綴りもある)。私には、くしゃみの音がどうしてこう聞えるのか不思議だ。どう聞いたって「ハクション!」じゃないか、と思う。道理でいつまでたっても英語がうまくならないわけだ。

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