「パワフル」ではない powerful、および「衆議院の優越」 [ニュースと英語]
カタカナ語を取り上げている流れで、短くもうひとつ。powerful を「パワフル」としてもあまり抵抗を感じないという人が増えているのではないかと思うが、内容的にそれでは都合の悪い場合もある。たとえば、AP通信にある次のような文はどうか。
「オマージュ」という名の「ぱくり」 [和英表現]
小説やアニメなどで、flag から来た「フラグ」というカタカナ語が「伏線」という意味で使われているらしいと先日書いたが、こうした分野のサイトを見ていて面白いと思ったカタカナ語はほかにもある。「オマージュ」がそれである。
handwriting on the wall と「ベルシャザールの饗宴」 [聖書・キリスト教と英語]
「フラグ」というカタカナ語が「予兆」という意味で使われてきているようだと前回書いたが、そのついでに handwriting [writing] on the wall という表現を連想したので短く触れておきたい。
旧約聖書に由来し、「不吉な前兆」を意味する。
旧約聖書に由来し、「不吉な前兆」を意味する。
タグ:クラシック
「フラグ」 [単語・表現]
カタカナ語を取り上げた流れで思いついたことだが、異なる2つの単語なのに、日本語では音の区別がないために同じ表記になってしまう言葉がある。逆に表記が異なる2つのカタカナ語が、原語では同じひとつの単語という場合もある。こうした現象が一緒になっているのが、「フラグ」とそれに対応する英語ではないかと思う。
タグ:カタカナ語
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