「タイム」の誤報? ジェームズ・ボンドと芭蕉(「007は二度死ぬ」) [007 ジェームズ・ボンド]
007映画の50周年にあわせて、雑誌 TIME がこのシリーズのトリビアを集めたオンライン記事を載せている。このうち、日本が舞台の「007は二度死ぬ」 You Only Live Twice について、誤りではと思われる記述があった。
tipping point 「転換点」「元に戻れない点」 (「ニューズウィーク」印刷版が廃刊へ・その4) [ニュースと英語]
tipping point はよく目にする言葉だと思っていたが、意外や私の電子辞書にある英和辞典にはどれにも載っていなかった。このところ取り上げている「ニューズウィーク印刷版が廃刊へ」について、この雑誌のサイトにある告知記事を読んでいたらこの表現が出てきたのでメモしておきたい。
brio 「活気」「元気」(「ニューズウィーク」印刷版が廃刊へ・その3) [ラテン語・外来語]
brio を知ったのは、この言葉をタイトルにした日本のメンズ雑誌だった。単語は何がきっかけで覚えるかわからないものだ。それはともかく、先日も書いた「ニューズウィーク印刷版が廃刊へ」についての NPR (National Public Radio) の記事を読んでいたら、この単語が2回出てきた。
タグ:音楽
flat spin と「きりもみ」(成層圏からのダイビング・その3) [ニュースと英語]
成層圏からの音速を超えるスカイダイビングについて、バウムガルトナー氏は降下中にトラブルに見舞われ, go into a spin という状態になったと前回紹介した記事にあった。リンク先にある映像を見ると、確かにスピンしていて、まさに nerves of steel の持ち主でなければできないことだろうと感心する。
nerves of steel (成層圏からのダイビング・その2) [ニュースと英語]
前回、高度3万9000メートルから音速を超えるスカイダイビングを成功させたニュースについて書いたが、さらにネット上の記事をいくつか読んでみた。そこから、目についた英語表現をメモしたい。まず、nerves-of-steel という言い回しをアメリカのテレビABCの記事から。
Red Bull Stratos 成層圏からのスカイダイビング [ニュースと英語]
成層圏から音速を超えるダイビングに成功したというニュースの映像を見て度肝を抜かれた。Red Bull Stratos と名づけられたプロジェクトであることをネットの記事で知った。私も時おり飲む「レッドブル」を作っているオーストリアの会社が関係しているからだが、ダイブしたのがこの国の元兵士だったのもそのためだろうか。
go berserk 「怒り狂う」 [読書と英語]
このところ書いている go+「激しい系」の単語の表現をもうひとつ。go berserk は「暴れ出す」などと辞書にあるが、由来である北欧伝説のベルセルク berserker は「狂戦士」という訳もあるくらいで、怒りの度合いもケタ違いなのだろう。
go nuclear 「カンカンに怒る」「核武装する」 [単語・表現]
前回 go ballistic という表現を取り上げたが、軍事つながりの連想で、かわりに nuclear を使った go nuclear は、「核武装する」という意味のほか、やはり「激怒する」ことをあらわすのがおもしろい。
go ballistic 「カンカンに怒る」「キレる」 (カズオ・イシグロ「夜想曲集」) [読書と英語]
candidate for 「~になりそうな人」(刑事コロンボ「野望の果て」) [刑事コロンボ]
前回取り上げたTVドラマ「刑事コロンボ」のエピソード「野望の果て」は、組織犯罪撲滅を訴えるアメリカ上院議員候補の犯罪を描いた作品だが、原題の Candidate for Crime を見て、うまいタイトルだな、と思った。
タグ:刑事コロンボ
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