ケネディ新駐日大使が引用した「日本の格言」? [ニュースと英語]
アメリカの次期駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏が、キング牧師の名演説 "I Have a Dream" の50周年を記念する催しで登壇し「日本の格言」を引用した、と報じられた。しかしどうにも心当たりのない言葉だった。
in monosyllables, monosyllabic 「そっけない(返事)」 [読書と英語]
前回取り上げた reply with uninterested yeses and noes 「無愛想な返事」で連想したのが monosyllable(s) である。文字通りだと「単音節の語」だが、少し前に全巻ペーパーバックで読んだ007シリーズの原作でたびたび目にしたのを思い出した。
reply with uninterested yeses and noes 「気のない返事」 (ハメット「マルタの鷹」) [読書と英語]
家のガラクタを整理していたら、昔作った学習ノートがひょっこり出てきた。見返すと、いまも身についていない単語や文法の注意事項があってなかなか新鮮だ。今回は、これにメモしていた表題の表現を紹介する。
当時のノートには出典を書かないことが多かったが、これについては「マルタの鷹」であることは文の内容から、また記憶からも明らかだ。ダシール・ハメットが書いたハードボイルドの名作である。
当時のノートには出典を書かないことが多かったが、これについては「マルタの鷹」であることは文の内容から、また記憶からも明らかだ。ダシール・ハメットが書いたハードボイルドの名作である。
The Maltese Falcon (Crime Masterworks)
- 作者: Dashiell Hammett
- 出版社/メーカー: Orion (an Imprint of The Orion Publishing Group Ltd )
- 発売日: 2002/03/21
- メディア: ペーパーバック
タグ:英語学習
tinfoil hat 「電波系」「陰謀論を信じている人」(続・エリア51) [辞書に載っていない表現]
前回取り上げたアメリカの秘密軍事基地「エリア51」の公表をめぐる記事を読んでいたら、tinfoil-hat という単語が出てきた。「ブリキ箔の帽子」とは何だろうか。辞書には載っていなかったので、ネットで調べてみた。
やはり実在した! 秘密軍事基地「エリア51」 [英語文化のトリビア]
Area 51 という「アメリカ英語の常識」について以前書いたことがある。UFOがひんぱんに目撃される、米軍が宇宙人にからむ極秘の研究をしている、といった噂が絶えない場所だが、先日新聞を手に取ったら、当のアメリカ政府が秘密基地の存在を正式に認めた、という記事が目に飛び込んできて、おおっと思った。
タグ:=トリビア・雑学
hodgepodge 「寄せ集め、ごった煮」 [単語・表現]
前回の mishmash と同様、hodgepodge あるいは hotchpotch も「ごたまぜ」という意味である。数年前にもいくつかの表現を取り上げたビートルズの評伝 The Love You Make から、次のような実例を学習ノートにメモしていた。
mishmash 「ごたまぜ」 (映画「ブレードランナー」) [映画・ドラマと英語]
前回の gobbledygook には、「難解な言葉」のほか、「寄せ集め」という意味もある。それで連想したのが mishmash である。先日紹介した gibberish と同じ映画「ブレードランナー」のセリフに出てきたもので、私はやはりこれで覚えた。
ハリソン・フォードのそのセリフをもう一度引用しよう。
ハリソン・フォードのそのセリフをもう一度引用しよう。
ブレードランナー アルティメット・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メディア: Blu-ray
gobbledygook 「わけのわからないお役所言葉」 [単語・表現]
このところ続けている「ちんぷんかんぷん」系の言葉のひとつ、gobbledygook は先日の jabberwocky に比べれば、実際に何度か目にしたことがある。公文書などについてよく使われるためかもしれない。お役所言葉がわけがわからないのは洋の東西を問わないようだ。なお gobbledegook という綴りもある。
タグ:-音がおもしろい単語
「母さん助けて詐欺」はどこへ行った? (bank transfer scam) [和英表現]
先日の新聞を眺めていたら、「振り込め詐欺など被害最悪」というの見出しの記事が目にとまった。何か引っかかったので、なぜかとしばし考えて、そうだ、この詐欺には何か新しい呼び名がつけられたはずだ、ということを思い出した。
タグ:日本語
「世界じゃんけん協会」公式サイトを楽しむ (続・英語で説明するジャンケン) [日本の文化]
007の原作に、ジェームズ・ボンドがじゃんけん rock, paper, scissors をする場面があって驚いたと前回書いたが、その時に触れた「世界じゃんけん協会」World RPS Society の公式サイトがおもしろそうなので、のぞいてみた。
http://www.worldrps.com/
http://www.worldrps.com/
タグ:映画・ドラマ
「じゃんけん」を英語でどう説明するか~007に学ぶ [日本の文化]
「007は二度死ぬ」のペーパーバックを読んでいたら、ジェームズ・ボンドがじゃんけんをするシーンがあって、思わずのけぞったと前回書いた。この小説には、じゃんけんを説明したくだりもあり、けっこう役に立ちそうだと思ったので紹介したい。
You Only Live Twice: James Bond 007
- 作者: Ian Fleming
- 出版社/メーカー: Vintage
- 発売日: 2012/10/04
- メディア: ペーパーバック
mumbo jumbo 「ちんぷんかんぷん」 (「007は二度死ぬ」) [読書と英語]
jabberwocky 「ちんぷんかんぷん」(「鏡の国のアリス」) [読書と英語]
前回、gibberish 「わけのわからない」の元になったらしい gibber(早口でしゃべる)と同じ意味の動詞が jabber だと書いたが、jabberwocky もやはり「ちんぷんかんぷん」を表す。
gibber + ish と同様、jabber + wocky かと思っていたが、「不思議の国のアリス」の続編「鏡の国のアリス」 Through the Looking-Glass, and What Alice Found There で、作者のルイス・キャロルが考えだした造語であるという。
gibber + ish と同様、jabber + wocky かと思っていたが、「不思議の国のアリス」の続編「鏡の国のアリス」 Through the Looking-Glass, and What Alice Found There で、作者のルイス・キャロルが考えだした造語であるという。
gibberish 「ちんぷんかんぷん」(映画「ブレードランナー」) [映画・ドラマと英語]
前回に続き「わけのわからない言葉」を表す単語を取り上げる。私がまず頭に思い浮かべるのは gibberish である。ハリソン・フォード主演の「ブレードランナー」 で覚えたものだ。
学生時代に初めて観た時は、映画自体がまさに「ちんぷんかんぷん」だったが、しばらくすると「また観たい」と思うようになる、不思議な魅力がある作品だ。
学生時代に初めて観た時は、映画自体がまさに「ちんぷんかんぷん」だったが、しばらくすると「また観たい」と思うようになる、不思議な魅力がある作品だ。
ブレードランナー ファイナル・カット 製作25周年記念エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- メディア: Blu-ray
タグ:SF
abracadabra 「アブラカダブラ」「ちんぷんかんぷん」 [英語のトリビア]
先日 hocus-pocus という単語を取り上げた際に参考としてあげたサイトにも載っていたが、同じく呪文の言葉に abracadabra がある。
「ホーカス・ポーカス」は木村カエラが歌にしていると書いたが、「アブラカダブラ」といえば、私は米米CLUBの往年のヒット曲を連想してしまう。
この単語には、「呪文」のほか、「わけのわからない言葉」という意味がある。
「ホーカス・ポーカス」は木村カエラが歌にしていると書いたが、「アブラカダブラ」といえば、私は米米CLUBの往年のヒット曲を連想してしまう。
この単語には、「呪文」のほか、「わけのわからない言葉」という意味がある。
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