「涼しい顔で」 cool-as-a-cucumber soldier [ニュースと英語]
「手あかのついた表現」自体がまさに紋切り型の表現だが、かつてがんばって覚えた英語表現が cliché なので使わない方がいいと言われると何だか損をした気持ちになる。そんな常套句のひとつ (as) cool as a cucumber が実際に使われている例を見たが、逆に何だか新鮮だった。
タグ:英語学習
「見開きページ」とマリリン・モンロー (gatefold, foldout, centerfold) [英語文化のトリビア]
off the wall (マイケル・ジャクソン「オフ・ザ・ウォール」) [音楽と英語]
トシを取ったなと実感するのが、十代から二十代はじめの頃によく聴いていたCDに手が伸びる時だ。先日、そんな感じでマイケル・ジャクソンの「オフ・ザ・ウォール」をレンタル店で手に取ったら、「あれ?」と思った。
ジャケットが、かつて親しんだマイケルの上半身の写真ではなく、脚を写した下半身に変わっている。
ジャケットが、かつて親しんだマイケルの上半身の写真ではなく、脚を写した下半身に変わっている。
a safe pair of hands 「あいつなら任せられる」 (続・五輪プレゼン) [単語・表現]
滝川クリステルさんの五輪プレゼンについて前回書いた流れで、招致委員会の竹田恆和理事長を取り上げよう。現地での事前記者会見では福島に関する回答がいまいちだったと伝えられたが、プレゼンは落ち着いて見ることができた。
その全文も、クリステルさんのプレゼンと同じサイトに掲載されていたので読んでみた。目にとまったのは、a safe pair of hands という表現である。
その全文も、クリステルさんのプレゼンと同じサイトに掲載されていたので読んでみた。目にとまったのは、a safe pair of hands という表現である。
滝川クリステルさんの「おもてなし」 (selfless hospitality) [日本のニュース]
今回もオリンピックについて書く。滝川クリステルさんのプレゼンはフランス語で、英語学習の参考にはならないからとその美貌ばかりに見とれていたら、途中で「おもてなし」という日本語が飛び出した。英語ではこれが selfless hospitality となっていた。
タグ:要人の発言
「夏草や兵どもが夢のあと」 (雑草と weed と grass の違い) [日本の文化]
前回紹介した、オリンピックの東京開催決定をめぐるAP通信の記事からもうひとつ表現を取り上げよう。アテネ五輪で使われた会場は、いま多くが荒れ果てているというくだりがあり、そこで weed-infested という言葉が使われていた。
東京五輪は日本のカンフル剤になるか (a shot in the arm) [ニュースと英語]
2020年のオリンピック開催地決定の瞬間は、私もテレビの中継で見ていた。その後、関連の英文記事をいくつかネットで読んだ。
日本の英文メディアを含めいくつかのサイトに掲載されていたAP通信の東京発のサイド記事は、タイトルにある a shot in the arm を必要とする日本の現状や期待がいろいろな形で説明されている。
日本の英文メディアを含めいくつかのサイトに掲載されていたAP通信の東京発のサイド記事は、タイトルにある a shot in the arm を必要とする日本の現状や期待がいろいろな形で説明されている。
Call me Ishmael. 「まかりいでたのはイシュメールと申す風来坊だ」(メルヴィル「白鯨」) [英語文化のトリビア]
「印象的な書き出し」紹介サイトで英語を学ぶ (famous opening lines) [読書と英語]
英訳「方丈記」~ゆく河の流れは絶えずして [日本の文化]
次期駐日大使のケネディ氏が「日本の格言」を引用したことを先日取り上げた。「方丈記」の冒頭から取ったとみられると伝えたマスコミもある。そこで、この有名な出だしがどう英訳されているか、ネットなどで調べてみた。
アメリカの大統領が引用した芭蕉の俳句 [ニュースと英語]
次期駐日大使のケネディ氏が「日本の格言」を演説で披露したことを前回書いた。それで連想したのは、私が学生の時に来日したレーガン大統領が俳句を引用したことである。国会で行った演説の中で、「私は、“草いろいろ おのおの花の 手柄かな”という芭蕉の句が好きだ」と述べた。
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