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シューマッハーは手術「も」危険な状態 (テレビニュースの字幕について) [日本語]

年末を迎えてぼーっとテレビを見ていたら、F1チャンピオンのミハエル・シューマッハーが事故で意識不明、というニュースが流れてきて驚いたが、画面の字幕スーパーにちょっと気になった表記があった。

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「冬将軍」 Jack Frost と「フロスト警部」シリーズのこと [読書と英語]

前回はディケンズの「クリスマス・キャロル」から Jack Robinson という言葉の入ったイディオムを紹介したが、連想で Jack Frost 「霜」「厳しい寒さ」という言葉と、これを知るきっかけになった海外ミステリ「フロスト警部」について少し書くことにしよう。

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

クリスマスのフロスト (創元推理文庫)

  • 作者: R.D ウィングフィールド
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1994/09
  • メディア: 文庫

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ピカード艦長の「クリスマス・キャロル」~ before you can say Jack Robinson 「あっという間に」 [固有名詞にちなむ表現]

落語版「クリスマス・キャロル」を前回紹介した際、この作品の映画版を以前観たことがあると書いたが、そのDVDを引っ張りだして久しぶりに観た。TVドラマ「スター・トレック」で宇宙船の指揮官を演じた舞台俳優パトリック・スチュワート Patrick Stewart が主人公スクルージを演じている。




クリスマス・キャロル [DVD]

クリスマス・キャロル [DVD]

  • 出版社/メーカー: タキ・コーポレーション
  • メディア: DVD

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落語調で訳した「クリスマス・キャロル」 (dead as a doornail) [読書と英語]

先日古本屋に寄った際、時節柄たまたまディケンズの名作「クリスマス・キャロル」があるのに目が留まり、何の気なしに手に取って驚いた。何と全文を落語調で訳してある。怪しげな「超訳」本ではなく、私も名前を知っている英文学者による、大手出版社の文庫本である。

おもしろそうだったので購入し、そのまま読んでしまった。残念ながら現在は絶版のようだ。

a christmas carol.jpg

クリスマス・ブックス (ちくま文庫)

  • 作者: チャールズ ディケンズ
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 1991/12
  • メディア: 文庫

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続・省略符号で始まる it is (ダイアナ・クラール「ス・ワンダフル」) [音楽と英語]

前回はキング牧師の名演説にあるアポストロフィから始まる 'tis について書いたが、同じく it is を省略したのがスタンダードナンバーの 'S Wonderful である。

邦題の「ス・ワンダフル」だけでは何のことかと思うが、原題を見ると、it's を 's と表記したものだろうと想像がつく。そして実際にそうらしい。it is を省略・短縮し it's になったのを、さらに縮めて 's だけにしてしまったことになる。

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タグ:ジャズ
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省略符号で始まる it is (キング牧師の "I Have a Dream" 演説) [英語文化のトリビア]

先日、アポストロフィから始まる 'steen という単語を紹介したが、こうした語頭の省略符号で私が連想するのは、マーチン・ルーサー・キング牧師の超名演説 I Have a Dream に出てくる 'tis of thee... というくだりと、スタンダードナンバーの 'S Wonderful である。

以前ちょっと触れたことがあるように、人種差別のない社会の実現を訴えたキング牧師の演説から今年でちょうど50年。いつ聞いても感動的で、英語学習者ならどこかで必ず学んだことがあるのではないだろうか。この中に "My country, 'tis of thee, Sweet land of liberty, Of thee I sing..." という言葉(引用)が出てくる。



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タグ:音楽
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triskaidekaphobia 「数字の13を嫌がる」「13恐怖症」 [英語のトリビア]

13日の金曜日は何事もなく過ぎたが、不吉とされる13という数字を怖がることを表す英単語があることを先日知った。以前紹介したアイザック・アシモフの連作ミステリ短篇集「黒後家蜘蛛の会」の一作を再読していたら、その言葉が出てきた。

黒後家蜘蛛の会2【新版】 (創元推理文庫)

黒後家蜘蛛の会2【新版】 (創元推理文庫)

  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2018/06/11
  • メディア: 文庫

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steen 「数えきれないほどの」 (ラインスター「ジョーという名のロジック」) [読書と英語]

先日読んだSF小説のアンソロジーに、ネット社会の到来を60年以上前に予期していたとしか思えない作品があって驚いた。マレイ・ラインスターという作家の「ジョーという名のロジック」(1946年)で、あまりに感心したのでネットで探したら原文が見つかり、さっそく英語で再読した。

SFカーニバル (創元SF文庫)

SFカーニバル (創元SF文庫)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 1993/05
  • メディア: 文庫

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タグ:SF
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selfie 「自分撮り」 (オックスフォード版・2013年流行語大賞) [Word of the Year]

年末年始には、英語圏の団体が選定する「今年の言葉」 Word of the Year を見るのが楽しみだが、このうち辞書で有名なオックスフォード社は、早めの11月に結果を発表している。今年選ばれたのは、親しみやすい selfie (自分撮り)という単語だったので、私も例年より早く取り上げてみよう。

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タグ:辞書 オバマ
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ケネディ大統領暗殺から50年 [アメリカ政治]

前回はケネディ大統領関連の記事から表現を拾ったが、学生時代アメリカを旅行した時、ケネディが凶弾に倒れたダラスの Dealey Plaza に足を運んだ。事件から当時すでに約20年経っていたが、私を含め何人もの観光客が現場付近を歩き回ったり写真を撮ったりしていた。それまで映像や写真で見て想像していたより、ずっと狭い場所だったのがちょっと意外だった。

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