英語迷言の達人、名選手ヨギ・ベラ氏死去 (Yogiism, malapropism, wordsmith) [英語のトリビア]
元大リーガーのヨギ・ベラ氏が亡くなったという短い記事を新聞で見て、あっと思った。現役時代に詳しいわけではもちろんない。彼が述べた数々の迷言がいわば“アメリカ英語の常識”になっていることを英語学習を通じて知っていたからだ。
Taste is in the eye of the beholder 「好みは人さまざま」 (続・シリア難民の風刺画に賛否) [名言・ことわざ]
前回は、シリア難民の子どもの遺体を題材にした「シャルリ・エブド」の風刺画が論議を呼んでいることを英文記事を紹介しつつ取り上げたが、別の記事に Taste is in the eye of the beholder. という表現があった。Beauty is ~ ということわざをご存知なら、その変形だとピンと来るだろう。
viewer (reader) discretion is advised 「ご覧になる前にお気をつけください」 (シリア難民の風刺画に賛否) [ニュースと英語]
シリアから逃れようとして果たせず、遺体となって浜辺に漂着した子どもの写真は、難民問題の悲惨さを世界中に訴えるものとなったが、かの「シャルリ・エブド」誌がこの子どもに材を取った風刺画を掲載し、賛否を呼んでいるという。
それを伝える記事をいくつか読んでいたら、reader discretion advised という注意書きが出てきた。viewer discretion (is) advised という表現があるが、その変形となっているわけである。
それを伝える記事をいくつか読んでいたら、reader discretion advised という注意書きが出てきた。viewer discretion (is) advised という表現があるが、その変形となっているわけである。
levee 「堤防」「土手」 (北関東で記録的な豪雨) [日本のニュース]
先日の台風がもたらした豪雨による河川氾濫の被害は海外のメディアでも大きく扱われたが、日本の気候が変わってきていると思わざるを得ない出来事だった。さらに首都圏で地震が起きたのに続いて阿蘇山も噴火し、頭上と足下いずれの自然災害に対しても不安が募る。
今回の水害についての英文記事をいくつか読んだが、目にとまったのが levee である。「堤防」というと bank や dike が頭に浮かぶが、この単語で表すこともできる。
今回の水害についての英文記事をいくつか読んだが、目にとまったのが levee である。「堤防」というと bank や dike が頭に浮かぶが、この単語で表すこともできる。
「デニーズ」ではない Denise [発音]
前回マクドナルドを取り上げたので連想でデニーズを・・・といってもファミリーレストランのことではなく、先日ウェブの記事を読んでいたら、Denise という名前(女性)が「デニーズ」と表記されていたことを思い出したので、短く書いてみたい。
Golden Arches 「マクドナルド(のロゴ)」 [英語文化のトリビア]
前回は、東京オリンピックのエンブレム取り下げにからんで、stylized T (Tの字をかたどった)という言い方を取り上げたが、類例を探すなかで stylized M が目にとまった。マクドナルドのロゴを指すのに使われていたが、そこに語頭が大文字の Golden Arches という言葉が出てきた。
stylized "T" 「Tの字をかたどった」「Tをイメージした」 (東京五輪エンブレム取り下げ) [ニュースと英語]
先日もちょっと触れたが、東京オリンピックのエンブレムが取り下げとなったニュースは、海外のメディアでもそれなりの扱いを受けていたようだ。関連の英文記事をいくつかネットで読んでみたが、そこから stylize という単語について書いてみたい。
impound 「押収する」 [刑事コロンボ]
前回は impunity 「刑罰を免れること」という単語について書いたが、前々回取り上げたTVドラマ「新・刑事コロンボ 完全犯罪の誤算」に、同じく司法関係の言葉である impound が使われていたので短く触れておきたい。
with impunity 「罰を受けることなく」「とがめられずに」 (「イスラム国」がパルミラの遺跡を破壊) [ニュースと英語]
月が変わって伝えられた大きなニュースといえば、「東京五輪エンブレムの使用中止決定」をあげる人が多いと思うが(BBC World のラジオニュースでもメイン項目のひとつになっていた)、個人的に悲しく、かつ怒りを覚えたのは、「イスラム国」がシリアのパルミラ遺跡にある神殿を破壊したことである。
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no-holds-barred 「徹底的な」「制限なしに」「何でもありの」 (新・刑事コロンボ「完全犯罪の誤算」) [刑事コロンボ]
"何でもランキング"投票サイト ranker.com の「TVドラマの名探偵」で、私のお気に入りであるコロンボ警部が2位になっていた(1位はカンバーバッチ版シャーロック・ホームズ)。番組が終わって久しいのに今も人気があるのはうれしいことだ。
その「刑事コロンボ」の作品のひとつ Agenda for Murder (邦題「完全犯罪の誤算」)を週末にDVDで観たが、これに出てきた表現 no-holds-barred を紹介しよう。ハイフンはつけない表記もある。
その「刑事コロンボ」の作品のひとつ Agenda for Murder (邦題「完全犯罪の誤算」)を週末にDVDで観たが、これに出てきた表現 no-holds-barred を紹介しよう。ハイフンはつけない表記もある。
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