arc 「一連の物語」「続きもの」 [辞書に載っていない表現]
前回の narrative からの連想で arc という単語に触れておきたい。「円弧」「アーク」のことだが、このほかドラマなどで物語や設定が複数の回にわたって繰り広げられる「続きもの」について使われる。これも narrative 同様、ぴったり対応する日本語がなかなか見つからない感じがする。
narrative「出来事を伝える話」「説話」「ナラティブ」 [注意したい単語・意外な意味]
先日取り上げた trajectory は近ごろよく目にする感があるが、同様に見る頻度が高くなった単語が narrative である。英和辞典には「物語」という訳語が載っているが、フィクションというより実際に起きたことを語る場合によく使われるようだ。そうした注をつけている辞書もある。
決着はついた!~The fat lady has sung.(バイデン氏、当選確実) [アメリカ政治]
週末はアメリカ大統領選挙の行方をウェブで眺めていたが、十数年前にこのブログで取り上げた表現が変形された形で使われていたので取り上げてみたい。The opera isn't over until the fat lady sings. がその表現である。
タグ:トランプ
trajectory 「(物事の)展開」「なりゆき」(アメリカ大統領選、混迷続く) [アメリカ政治]
アメリカ大統領選挙は決着がつかない状態が続いている。私も米メディアのサイトをちょくちょく覗いているが、あれっと思ったのは、”トランプびいき”といわれるFOXニュースが接戦州のアリゾナについて、開票率が上がらない段階で早々と「バイデン当確」と報じたことだ。他のメディアは未確定のままである。
タグ:トランプ
trailblazer 「先駆け」「パイオニア」 [単語・表現]
前回取り上げた contrail, vapor trail 「飛行機雲」から trail つながりの連想で、trailblazer という単語を短くメモしておきたい。「道を切り開く人、先駆者」という意味である。
タグ:シャーロック・ホームズ
にほんブログ村← 参加中です