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wild blue yonder 「大空のかなた」「蒼穹」 [英語文化のトリビア]

先日何回かにわたって取り上げた blue sky からの連想で、wild blue yonder を落穂拾い的に取り上げたい。「はるかに広がる青空」という感じだろうか。「蒼穹」という日本語があるが、それを思わせる表現でもある。wild の代わりに wide blue yonder としても良いようだ。

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タグ:音楽
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majority-minority area「マイノリティが多数を占める地域」(バイデン新大統領就任) [辞書に載っていない表現]

バイデン氏がアメリカ大統領に就任してまもなく1週間になる。日本時間の未明に行われた式典は、私も当日テレビの中継で見た。就任演説で印象に残ったのは、やはり国民の団結を繰り返し呼びかけていたことである。

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なぜ sky が複数になるのか~「ブルー・スカイ」と blue skies [文法・語法]

先日から続けている blue sky がらみでもうひとつ書きたい。「ブルー・スカイ」というスタンダード・ナンバーがある。私が十代の時にカントリー歌手のウィリー・ネルソンがカバーして話題になったので知った。

以前書いたことがある「ホワイト・クリスマス」(→こちら)など数々の名曲を作曲したアーヴィング・バーリンが1926年にミュージカルのために書いたものだ。

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blue-sky ~英和辞典の訳語は適切か [注意したい単語・意外な意味]

前回の a patch of blue sky「雲の晴れ間」から、今回は後半の blue sky にからめて書いてみたい。形容詞の blue-sky は、英和辞典を見ると「空想的な」「現実味のない」「実際的でない」「足が地についていない」といった訳語が載っている。

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a patch of blue sky 「雲の晴れ間」 [注意したい単語・意外な意味]

前回の pocket 「周囲と異なる地域」からの連想で patch を取り上げたい。「パッチ」としてやはり日本語になっている単語だが、「他と異なって見える箇所」「周りとは色が違う部分」を指すのに使える。

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pocket 「孤立した地域・集団」 [注意したい単語・意外な意味]

先日 outlier「飛び地」「部外者」という単語について書いたが、超基礎レベルの単語 pocket にもちょっと似たような意味があることを思い出したので、取り上げてみたい。

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'disorder, borders on sedition'~バイデン氏のレトリック? [アメリカ政治]

前回に続いて、アメリカ連邦議会の一時占拠について短く書くことにする。乱入が起きてまもなく、バイデン次期大統領は次のような非難のコメントを発表した。

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pro forma「形だけの」「手続き上の」(バイデン氏当選認定で議会に乱入) [アメリカ政治]

アメリカの連邦議会をトランプ支持者が一時占拠し、死者まで出た末にバイデン氏の大統領当選が正式に認定された。とりあえず大混乱は収まった形だが、不穏な状況は今後も続いていくことだろう。ニュースでは insurrection (反乱)といった物騒な単語も出てきたほどだ。

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タグ:トランプ
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outlier 「部外者」「飛び地」 [アメリカ政治]

前回に続いてトランプ大統領に関係するニュースから取り上げたい。outlier という単語を私は「飛び地」として覚えたが、「主要部分から離れたもの」という意味でいろいろ使われる。今回の記事では「外部の人」という意味で使われていた。

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タグ:トランプ
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spew a lie 「ウソをまき散らす」 [ニュースと英語]

英単語を日本語の語呂合わせ・だじゃれで覚えるのは邪道だと考えているので、その昔 spew を「水がピューッと吹き出す」と覚えてしまったのは、若さゆえの過ちだったと思うようにしている。

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タグ:トランプ
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「2020年の英単語」は、やはり軒並みコロナ関係の言葉だった [Word of the Year]

毎年の年末年始には、英語圏の諸団体が選定する「今年の単語」を取り上げるようにしているが、2020年は、いずれも新型コロナウイルスに関係する言葉を選んでいた。予想通りで意外性がないが、かといってコロナとまったく関係ない英単語が選ばれたら、それはそれで何だか奇異に感じるだろうから、我ながら勝手なものである。

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