poster boy「イメージキャラクター」 [読書と英語]
以前読んだビリー・ジョエルの伝記本で拾った表現の紹介を続ける。poster boy は、ポスターに載せて人目をひきつける存在ということだろうか、何かの運動や大義を象徴するシンボル的な人物を指す。
酒の「ギムレット」とチャンドラーの「長いお別れ」 [英語文化のトリビア]
前回の gimlet eye 「鋭いまなざし」でも書いたように、gimlet というと原意である「錐(きり)」よりも酒のギムレットを、そしてレイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説「長いお別れ」を連想する人がいると思うので、それに関連する余談的な話を書いてみたい。
gimlet eye 「鋭いまなざし」 [注意したい単語・意外な意味]
「ギムレット」というと、レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説に出てくる酒を連想する人がいると思うが、gimlet eye(s) はほんのり甘みのあるカクテルのイメージとはうらはらに、「突き刺すような鋭いまなざし」という意味である。
let it slide 「成り行きにまかせる」(ビリー・ジョエル「ニューヨークの想い」) [音楽と英語]
前回の to think ... に続いて、ビリー・ジョエルとの関わりで覚えた表現を取り上げる。let ... slide は、物事が推移していくままにするということで、「成り行きまかせにする」「放っておく」「どうなってもいいと構わないでおく」という意味になる。
To think that ...「まさか!」 (ビリー・ジョエル「ベイビー・グランド」) [音楽と英語]
このところ多忙で英語に触れる機会が減っているので、手製の学習ノートをひっくり返して、過去に読んだ本からメモしていた表現について書くことでお茶を濁すことにする。先日 Jaws of Life という言葉を取り上げた際に実例を引用したビリー・ジョエルの伝記から、今回は To think that ... という表現を紹介したい。
extricate 「救い出す」 [ニュースと英語]
前回取り上げたタイガー・ウッズ氏の事故では、救助隊員が斧などで車体をこじ開けて(pry)閉じ込められていた彼を救出したのだが、「車の中から引っ張り出す」ことに使われていた単語が extricate である。

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