on his say-so 「そうしろと言われたので...」 [単語・表現]
前回と同様、手製の英語学習ノートを見返していて「命令」「指図」の類例として目にとまったのが on somebody's say-so である。これも前回のように、単語そのままで意味が浮かんできそうな表現だ。
仕切るのはオレだ! ~ show who's boss, run the show [単語・表現]
前回取り上げた rule the roost は単語を見ただけでは意味が想像しにくい表現だと思うが、同じく「支配する」ことを示す show someone who's boss は、逆にたやすくイメージがわく言い回しだろう。
rule the roost「実権を握る」「牛耳る」(カズオ・イシグロ「クララとお日さま」) [読書と英語]
カズオ・イシグロの最新作 Klara and the Sun (「クララとお日さま」)で拾った言葉を今回も取り上げたい。rule the roost は自分から使うイディオムとしては難度が高いだろうが、辞書を引くと「(集団を)支配する」という意味だという。
タグ:カズオ・イシグロ
civil「(表面的に)礼儀正しい」(カズオ・イシグロ「クララとお日さま」 [注意したい単語・意外な意味]
カズオ・イシグロの最新作 Klara and the Sun(邦題「クララとお日さま」)を読んだ。少女として設定されているAIロボットによる一人称体の語りとあって、英語そのものはさほど難しくはない。この作品から、civil について取り上げてみよう。
stratospheric rise「一大飛躍」「大ブレーク」(大坂なおみが”うつ”で大会棄権) [ニュースと英語]
大坂なおみ選手をめぐる最近の記事を読んでいたら、stratospheric rise という表現が出てきた。同じ記事に出てくる別の単語とからめて、”言葉のあや”的に使ったものかと思ったが、検索したら、この形でけっこう使われている表現だとわかったので取り上げてみたい。
war chest「軍資金」「活動資金」 [単語・表現]
前回の war story からの連想で、war chest について短く書いておきたい。日本語でも「軍資金」といえば、別に戦争でないことにも使えるので、人間は同じような発想をするものなのかもしれない。
ということで、団体や組織の「運動資金」「活動資金」を指す言葉である。
ということで、団体や組織の「運動資金」「活動資金」を指す言葉である。
war story「波乱に満ちた体験談」「冒険譚」 [読書と英語]
前回に続いて傑作ノンフィクション Bad Blood で実例を拾った表現を取り上げよう。war story は何の変哲もない言葉に見えるが、文字通りの「戦記」に特化したものではなく、比喩的に一般的な内容にも使うことができる。
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