続きは前編で (prequel, reboot) [映画・ドラマと英語]
007の映画「カジノ・ロワイヤル」について先日書いたが、この作品はいわばジェームズ・ボンドの誕生編となっている。ヒット作の続編として、過去を描く作品が制作されることがあるが、そうした場合によく使われる単語が prequel である。
日本語の定冠詞?「ザ」をめぐる駄考 [映画・ドラマと英語]
先日、「ザ・ホワイトハウス」という海外ドラマにからんだ英単語を取り上げたが、この邦題にある「ザ」は、考えてみるとちょっと面白い言葉だ。
かつて日本人は、「ザ」に、何となく英語っぽい、外国っぽいものを感じたのだと思う。「ザ」をつければ、(死語で恐縮だが)「舶来もの」っぽくなる、つまりは、カッコいいという印象を与えることができる、とも考えていたのではないか。そんなことから、英語と直接の関係がなくとも、「ザ・~」という呼び方が日本語でもよく使われるようになったのだろう。
かつて日本人は、「ザ」に、何となく英語っぽい、外国っぽいものを感じたのだと思う。「ザ」をつければ、(死語で恐縮だが)「舶来もの」っぽくなる、つまりは、カッコいいという印象を与えることができる、とも考えていたのではないか。そんなことから、英語と直接の関係がなくとも、「ザ・~」という呼び方が日本語でもよく使われるようになったのだろう。
タグ:日本語
wires and lights in a box 「電気紙芝居」 (映画「グッドナイト&グッドラック」) [映画・ドラマと英語]
この「グッドナイト&グッドラック」 をめぐっては、ダイアン・リーヴスのサウンドトラックと、主人公の実在のニュースキャスター、エド・マローについて以前書いたことがあるが、映画自体はまだ観ていなかったので、DVDを借りてきた。
タグ:=英語文化のトリビア アメリカ政治
カズオ・イシグロの「日の名残り」~映画と小説 [映画・ドラマと英語]
先日ちょっと触れた Kazuo Ishiguro の "The Remains of the Day" は、彼の小説の中でも最も愛好者が多いのではないだろうか。
映画化もされていて、原作をかなり忠実に描いている。イギリス英語がふんだんに味わえるこの映画をDVDで久しぶりに鑑賞した。小説とも比べながら、感じたことを少し書いてみたい。以下、ネタばれがある。
「ファインディング・ニモ」と洋画の邦題のこと [映画・ドラマと英語]
「スミス都へ行く」 (Mr. Smith Goes to Washington) [映画・ドラマと英語]
「大統領暗殺」 [映画・ドラマと英語]
架空の話とはいえ、実在する現職の国家指導者を殺してしまうのは、日本では考えづらいと思うが、ブッシュ大統領の暗殺とその影響を描いたイギリスの映画 "Death of a President" が、カナダのトロント映画祭で上映された。もちろん私は日本にいるので、ネットで関連記事を読んだだけであるが。
タグ:ブッシュ
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