「さすが」は英語で何というか [和英表現]
先日読んだアーサー・ヘイリー Arthur Hailey の "The Evening News" は、旅客機が空港に緊急着陸する場面から始まる。炎に包まれた旅客機を空港に居合わせたテレビのクルーが撮影し、そのスクープ映像をすぐさま衛星回線で放送中のニュースに送り込む。そこで目をひいた表現があった。
タグ:日本語
「往復ビンタ」を英語でどういうか [和英表現]
アーサー・ヘイリーの "The Evening News" で目にとまった表現について書いてみよう。この小説では、Jessica という登場人物が誘拐されるのだが、犯人グループのひとり(女性)に対して「ここはどこ?」と声をかけるくだりがある。
続々・「ぼけ」と「つっこみ」の英語 [和英表現]
はるか昔、アメリカに滞在した時に "The Fall Guy" というテレビドラマをやっていて、この表現を覚えた。「だまされやすい人」「カモ」、また「(濡れ衣を着せられる)身代わり」ということだが、もうひとつ、「(喜劇の)ぼけ役、からかわれ役、引き立て役」という訳をあげている辞書がある。
タグ:映画・ドラマ
second banana (続・「ぼけ」と「つっこみ」の英語表現) [和英表現]
second banana という表現がある。英和辞典を見ると、「二次的な役割の人、従属的な人」のほかに、「脇役」、また「ぼけ役」という訳が載っている。前回あげた stooge や straight man を使って定義している英英辞典もあった。
「ぼけ」と「つっこみ」を英語でどういうか [和英表現]
前回、花ではない「さくら」にあたる表現のひとつとして紹介した stooge には、「ぼけ役」という訳語も辞書に載っている。そこで、「ぼけ」「つっこみ」にあたる英語があるのか、少し調べてみた。
失言はどう翻訳されたか [和英表現]
学生の時に思いついた学習法のひとつが、国内で話題になっている発言がどう英訳されているかを英字紙などで調べるというものだった。新聞を毎日買う金はなく、インターネットもない時代だったので、店頭や図書館で見た表現をその場ですぐメモするようにした。しかし当時から根性がなかったので長続きはしなかった。
タグ:英語学習
「お客様は神様です」 "The customer is always right." [和英表現]
God にちなんだ表現を前回取りあげたが、「神様」の入った日本語の言い回しといえば、何と言っても三波春夫の「お客様は神様です」である。英語に "The customer is always right." という言葉があり、この日本語を訳にあてている説明を読んだことがある。
タグ:=英語文化のトリビア
「あきらめる」と accept [和英表現]
安倍総理の昭恵夫人が「文藝春秋」に寄せた手記をBBCのサイトが取り上げている。元の文章にはいろいろな内容が書かれていたが、BBCの記事は、日本の少子化問題とからめて、夫妻に子供がいないことに焦点を当てている。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/6044608.stm
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/asia-pacific/6044608.stm
「住めば都」は There's no place like home. か [和英表現]
「都落ち」の英訳についての先日のエントリを「住めば都」と書いて終えたが、英語を学び始めた頃、ある本に、「住めば都」は英語で "There's no place like home." というと書かれているのを見つけ、1対1対応のように覚えた。今もそうしている記述がある。果たしてそういえるのだろうか。
「都落ち」の英語表現 [和英表現]
先日、ノンフィクション "Rise of the Vulcans" から、若き日のチェイニー氏が政権交代とともにワシントンから去った時のことを、映画「スミス都へ行く」に引っかけて表現した文を紹介した。この邦題を借りれば、チェイニー氏の「都落ち」ということもできるだろうか。そこで、和英辞典でこの日本語を英語でどういうか調べてみた。
「ノーモア・ヒロシマ」は No more Hiroshima. ではない [和英表現]
「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」を、そのまま "No more Hiroshima." とするのは適切ではない。これだと、広島という都市はもうなくていい、広島の話はもうたくさんだ、というような意味になってしまうはずで、はなはだまずいことになる。
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