sauce for the goose 「相手にも当てはまる」「おあいこだ」 (映画「スタートレック2 カーンの逆襲」) [スター・トレック]
「刺激する」を意味する goose を前回取り上げた際、この単語で私が必ず連想する言葉があると書いたが、それはSF映画「スター・トレック」のセリフで覚えた sauce for the goose という表現である(正しくはもっと長い言い方がある)。
live out of a suitcase 「旅行かばんにある身の回り品で暮らす」「仮住まいを続ける」 [スター・トレック]
前回はTVドラマ「新スタートレック」のタイトルに使われている表現を取り上げたが、このシリーズは出演者ですら「短期で打ち切り」と思う中でスタートし、最終的には、SFドラマの金字塔といえるほど深みのある作品に発展した。その関連で連想したのが live out of a suitcase である。
the best of both worlds 「いいとこ取り」 (ドラマ「新スタートレック」) [スター・トレック]
これまで何回も書いたように、映画のタイトルやドラマのエピソードにつけられた題名は英語や文化的背景を学ぶうえで役に立つ。以前 the best of both worlds という表現にちょっとだけ触れたことがあるが(→海外テレビドラマのタイトルに学ぶ英語)、いま読んでいるペーパーバックにこれが出てきた。
この言い回しは、SFテレビドラマ「新スタートレック」 Star Trek The Next Generation の中でも評価が高い同名のエピソードで知った。人間とロボットが融合した生命体が現われ、人類に対して敵対行動を取る、というストーリーだ。個体としては人間をはるかに上回る強さを持つ、Borg と名乗るこの生命体の集団は、その後もシリーズを通じて人類最大の脅威となる。
この言い回しは、SFテレビドラマ「新スタートレック」 Star Trek The Next Generation の中でも評価が高い同名のエピソードで知った。人間とロボットが融合した生命体が現われ、人類に対して敵対行動を取る、というストーリーだ。個体としては人間をはるかに上回る強さを持つ、Borg と名乗るこの生命体の集団は、その後もシリーズを通じて人類最大の脅威となる。
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タグ:クラシック
push the envelope 「限界に挑戦する」~ピカード艦長ことパトリック・スチュワートの近況 [スター・トレック]
映画「スター・トレック」 [スター・トレック]
新作の「スター・トレック」 Star Trek を見た。これまで何回も書いているように、私が子供の時からつきあってきたTVドラマ・映画のシリーズだ。
今回はこれまでの直接の続編ではなく、登場人物は変わらないものの、設定と俳優を一新して「再創造」した作品である(以前取り上げたように、英語では re-imagination などと表現されている)。
従来のシリーズのファンとしては不安もあったが、見終わってみるとそれは杞憂だった。文句なく楽しめる娯楽作となっていた。
今回はこれまでの直接の続編ではなく、登場人物は変わらないものの、設定と俳優を一新して「再創造」した作品である(以前取り上げたように、英語では re-imagination などと表現されている)。
従来のシリーズのファンとしては不安もあったが、見終わってみるとそれは杞憂だった。文句なく楽しめる娯楽作となっていた。
タグ:シャーロック・ホームズ
続々・続きは前編で~reimagining, fanon [スター・トレック]
prequel, reboot, retcon と、ちょっと毛色の変わった「続編」を表す単語を見てきたが、関係する英文を読んでいてさらに目にとまった単語についてメモしておくことにする。いずれも、前回触れた「スター・トレック」の新作に関する記事にあったものだ。
続・続きは前編で~retcon [スター・トレック]
前回、シリーズの過去の設定をご破算にして作られる新作をあらわす reboot という単語について書いたが、来年のクリスマスに公開される「スター・トレック」の新作映画についての英文を読んでいたら、関連する retcon という単語があったので、記しておくことにする。
Beam me up, Scotty! [スター・トレック]
TVドラマ「スター・トレック」の有名なセリフのひとつに、"Beam me up, Scotty." がある。アメリカでは、ファン以外にも広く知られているようで、辞書にも収録されている。
ところが前回書いた「カサブランカ」や「シャーロック・ホームズ」の例と同様、ドラマの中でこれと同じ形で使われたことは、実は一度もないのだそうだ。
ところが前回書いた「カサブランカ」や「シャーロック・ホームズ」の例と同様、ドラマの中でこれと同じ形で使われたことは、実は一度もないのだそうだ。
タグ:翻訳・誤訳 =英語文化のトリビア
海外テレビドラマのタイトルに学ぶ英語 [スター・トレック]
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