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never-was, never-will [辞書に載っていない表現]

このところ has-been や might-have-been、また would-be と wannabe を取り上げたが、このつながりでさらに頭に浮かんだのが never-was という単語である。複数は never-weres だそうで、were にさらに-s がつくのが面白い。

ネットの英英辞典では見出し語としては見つからなかったが、英和辞典には「名声や成功を挙げたことがない人」「芽の出なかった人」といった定義が出ている。

ネットで見つけた実例のうち、例えばある本の書評にこんな文があった。

- St. Amant (著者) thought he would write a book about semipro football: has-beens, wannabes, never-weres, and other oddballs banging each other around on sandlot fields.

さらに、never-will(s) という表現も見たことがある。他の似たような表現と違って、動詞部分が含まれないので記憶に残っている。私が見た範囲では、英和辞典にも見出し語として載せているものは見つからなかった。

ネットで検索すると、大量とまではいかないが実例がある。例えば、

- Surveying the field, many see a lineup of has-beens and never-wills.

- The offense is littered with has-beens and never-wills.

- Too bad it's with a label that has a bunch of has-beens and never-wills (with few exceptions).

こうした表現は、辞書の見出し語となる定まった言い回しというより、ネイティブなら思いつく造語というべきものなのかもしれない。

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