SSブログ
前の25件 | -

of recent vintage 「そう古いものではない」 [読書と英語]

このところ公私ともに何かと慌ただしく、英語メディアとの接触も量質ともに低空飛行の状態が続いている。こうした時の常套手段として、これまで読んだ英文や学習メモをひっくり返して短く書いてみたい。

今回目にとまったのは、of recent vintage という表現である。

続きを読む


nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:資格・学び

town and gown 「一般市民と大学関係者(の対立)」 [ニュースと英語]

少し前の英文記事を読んでいたら、town and gown という韻を踏んだ表現に目がとまった。

アメリカの名門大学と教育を取り巻く最近の状況を伝える英誌「エコノミスト」の記事である。

続きを読む


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

英語を学んで半世紀が過ぎた [英語学習]

今回は申し訳ないが年寄りの回顧談である。この4月1日で、英語を学び始めてからちょうど50年になった。

なぜ日付まであげることができるのかというと、聞き始めたNHKのラジオ講座「基礎英語」の第1回のレッスンがこの日だったからだ。

続きを読む


nice!(2)  コメント(6) 
共通テーマ:資格・学び

slap 「(制裁や罰金などを)課す」 [注意したい単語・意外な意味]

このところ hugkill という簡単な単語が持つ意外な意味を取り上げてきたが、その流れで slap を連想したので、辞書の記述で気になったこととあわせて書いてみたい。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

kill notification ~"ボツ"になったキャサリン皇太子妃の家族写真 [ニュースと英語]

イギリス王室が発表したキャサリン妃と子どもたちの家族写真に加工疑惑が持ちあがり、通信社が配信を取りやめる騒ぎになったが、その後、皇太子妃自身が修正したことを認め、とりあえず落着した。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

hug 「(モノが)ぴったりとくっつく」 [読書と英語]

「ハグ」としてもう日本語になっている hug は、相手が人やモノなら「抱く、抱きかかえる」、また対象が考えや信念なら「抱(いだ)く」という意味だが、いずれも主語は人ということになるだろう。では、モノがモノを hug するとしたら、どういうことだろうか。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

inflection point 「転換点」(ウクライナが力を入れるFPVドローン兵器) [ニュースと英語]

ウクライナでの戦争を契機にドローン兵器が大きな変貌を遂げているという。英誌「エコノミスト」の最近の号が、巻頭の leader (イギリス英語、editorial のこと)と科学技術のページでこのテーマを取り上げていた。

続きを読む


nice!(2)  コメント(6) 
共通テーマ:資格・学び

英語の”ほめ殺し”と文末焦点 ~バイデン氏の記憶力をめぐって [文法・語法]

前回に続いて、アメリカの大統領にからんで箸休め的なことを書いてみたい。バイデン氏が副大統領だった時の機密文書が自宅から見つかった問題で、特別検察官は氏を訴追しないことを決めた。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

dredge 「どぶさらい」と drudgery 「苦行」の不思議な縁 [アメリカ政治]

前回は、アメリカの選挙戦に「どぶ板選挙」という日本的な言葉を使っていた日本マスメディアの記事について取り上げたが、それにからんで箸休め的なことを書いてみたい。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

barnstorm ~共和党ヘイリー氏が「どぶ板選挙」 [アメリカ政治]

前回は民主党のバイデン氏にからめて書いたので、今度は共和党をネタにしたい。米大統領選挙の予備選で共和党の候補者たちが展開している選挙戦について、複数の日本メディアが「どぶ板選挙」とか「どぶ板作戦」と表現している記事を目にした。

続きを読む


nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:資格・学び

Write-in Biden! ~候補者登録のないバイデン氏が予備選で勝利 [アメリカ政治]

アメリカ大統領選挙のニューハンプシャー州民主党予備選で現職バイデン氏が快勝した。トランプ対ヘイリーという共和党の争いに比べると扱いは小さかったが、それを報じる記事を眺めていて、write-in candidate とか write-in campaign などといった表現が目についた。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

surtitle 「(舞台の上方に映す)セリフの翻訳字幕」 [音楽と英語]

前回取り上げた exurb は suburb の sub- が ex- に入れ替わった形となっているが、連想で surtitle という単語を短く取り上げておきたい。

続きを読む


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

exurb「準郊外」「衛星都市」 [ニュースと英語]

ある記事で目にとまった exurb という言葉を取り上げたい。一見難しそうな単語だが、記事の内容から suburb と縁がありそうだと見当がつく。

続きを読む


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

rabbit warren 「迷路のように入り組んだ場所」 [読書と英語]

数十年前、日本についての報告書の中でヨーロッパ共同体(当時)が日本人の住居を「ウサギ小屋」と呼び、「失礼な言い方だ」「しかし的を射ている」などと話題となったことがあった。rabbit warren という表現をペーパーバックで拾って、そんな昔のことを思い出した。

続きを読む


nice!(2)  コメント(4) 
共通テーマ:資格・学び

ersatz 「代用の」「本物でない」 [読書と英語]

今回も、すきま時間に再読を続けている短編シリーズ「黒後家蜘蛛の会」の原書に出てきた言葉を紹介したい。ersatz は字面から受ける印象の通りドイツ語由来の単語で、英和辞典には「代用の」「模造の」「間にあわせの」「にせの」といった訳語が並んでいる。名詞としても使われる。

続きを読む


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

paint the lily 「余計なことをしてかえってアダになる」 [読書と英語]

何度かここで取り上げている連作推理短編集「黒後家蜘蛛の会」の原書から、今回は paint the lily という表現をメモしておきたい。

続きを読む


nice!(2)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

evict ~「きよしこの夜」(サイモン&ガーファンクル) [音楽と英語]

クリスマスの時期になると、思い出したように聞きたくなることがあるのが、サイモン&ガーファンクルの「7時のニュース/きよしこの夜」という曲である。もう50年以上前に発表された作品だ。

続きを読む


nice!(2)  コメント(3) 
共通テーマ:資格・学び

dead cert ~トランプ氏「本命」は揺るがず? [ニュースと英語]

選挙戦を競馬にたとえるのは洋の東西を問わないのか、来年のアメリカ大統領選挙について最近の英誌「エコノミスト」がそんな形の記事を書いており、その中に dead cert という表現が出てきたので、取りあげてみたい。

続きを読む


nice!(2)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

rizz ~オックスフォード版・2023年の英単語 [Word of the Year]

年末を迎え、英語圏の諸団体が選ぶ恒例の「今年の英単語」の時期がやってきた。これまで発表された結果の中でもっとも興味深いと思ったのは、イギリスのオックスフォード大学出版が選定した rizz である。

続きを読む


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:資格・学び

steel magnolia ~アメリカ版やまとなでしこ [英語文化のトリビア]

カーター元米大統領のロザリン夫人が亡くなった。日本メディアの扱いがごく小さかったのは仕方ないが、カーター政権は私の高校時代と重なる。海外の事物に興味を持ち始め、英語学習にも熱を入れるようになった頃だ。当時を思い出し、時の移ろいを感じさせられた。

CNN の訃報記事を読んでいたら、steel magnolia という表現が目にとまった。知識としては持っていたが、実際に触れたのは初めてではないかと思う。

続きを読む


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

Bronx cheer ってどんな歓声? [英語文化のトリビア]

このところニューヨークに関わる言葉を取り上げている流れでもうひとつ。NY市といえばマンハッタンに焦点が当たりがちだが、最北端にある borough (区)の名前を冠した Bronx cheer という言葉がある。いったい何を指すのだろうか。

続きを読む


nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:資格・学び

「ニューヨーク・ニューヨーク」って何だ? [英語文化のトリビア]

前回、ニューヨークに見られる建物 brownstone を取り上げた流れで、箸休め的なことを書いてみたい。

「ニューヨーク・ニューヨーク」という曲がある。原題の The Theme from "New York, New York" からうかがえるように、同名の映画のテーマ曲である。

続きを読む


nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:資格・学び

brownstone は単なる「茶褐色の石」か? [英語文化のトリビア]

一見何でもない単語と捉えたつもりでも、非ネイティブには気づかない背景が隠れていることがある。少し前から、アイザック・アシモフ作の短編推理小説集「黒後家蜘蛛の会」の原書をすき間時間に再読しており、ここでも何度か取り上げているが、そんな例といえそうな単語があったので、少し書いてみたい。

続きを読む


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

Janus word 「矛盾する二つの意味を持つ言葉」 [辞書に載っていない表現]

前回取り上げた dense は、ひとつの単語が正反対にも取れる別々の意味を持っているといえそうだが、そうした言葉を指す正式な単語がちゃんとある。

contronym というが、いかにも専門用語という響きがある。だが、こうした単語を指すもっと平易な言い方もある。Janus word がそれである。

続きを読む


nice!(3)  コメント(2) 
共通テーマ:資格・学び

You're so dense! 「あんたって本当にニブいんだから!」(高橋留美子「めぞん一刻」) [注意したい単語・意外な意味]

高橋留美子の傑作コミック「めぞん一刻」の英語版を見返していたら、dense のおもしろい意味が使われていたので、備忘としてメモしておきたい。

めぞん一刻 (1) (小学館文庫 たC 1)

めぞん一刻 (1) (小学館文庫 たC 1)

  • 作者: 高橋 留美子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1996/12/05
  • メディア: 文庫

続きを読む


タグ:めぞん一刻
nice!(3)  コメント(4) 
共通テーマ:資格・学び
前の25件 | -
にほんブログ村 英語ブログへ
にほんブログ村← 参加中です
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...