infra dig 「みっともない」「沽券にかかわる」 [ラテン語・外来語]
casus belli 「開戦のきっかけとなる出来事」 [ラテン語・外来語]
braggadocio「大言壮語」「ふんぞり返った態度」 [ラテン語・外来語]
今回取り上げる単語も、以前読んだビリー・ジョエルの伝記から実例を紹介したい。braggadocio は brag 「自慢する」に関係があるのでは想像がつきそうだが、その通りで、「大言壮語(をする人)」「自慢屋」「ほら吹き」「横柄な態度」を指す。
incognito「お忍びで」、incognito mode「シークレットモード」 [ラテン語・外来語]
前回の terra incognita から連想した incognito という単語を取り上げよう。「(変装や変名を使うなどして)他人にわからない形で」「正体を隠して」ということだ。「お忍びで」という訳も辞書にあり、なるほどと思う。
タグ:音楽
terra incognita 「未踏の地」「未知の分野」 [ラテン語・外来語]
前回の terra firma からの連想で、もうひとつラテン語由来の言葉 terra incognita を取り上げたい。 recognition や cognizant などの単語から「認識」に関係があると類推できるが、「知覚されていない土地」、つまり「人跡未踏の地」を指す。比喩的に「未知の領域」「未開拓の分野」の意味もある。
terra firma 「大地」「陸地」 [ラテン語・外来語]
esprit de corps 「団結心」 [ラテン語・外来語]
前々回はビートルズの名盤「アビイ・ロード」の発売50周年記念盤にからんで corps という単語の発音について取り上げたが(→こちら)、連想で esprit de corps という言葉があるのを思い出したので、短く書いておきたい。
papier-mache Trump head 「トランプの張りぼて人形」 (反トランプのデモ広がる) [ラテン語・外来語]
大統領選挙のあと、アメリカ各地でトランプ当選に反対するデモが起きている。こうした抗議行動によく登場するのが、非難する相手をかたどった人形で、それを燃やしたりして気勢を上げる。英文記事では papier-mâché とか effigy という単語で表現されることが多い。後者は以前取り上げたことがあるので、前者について書いてみよう。
sub rosa (under the rose) 「秘密の」「こっそりと」 [ラテン語・外来語]
mea culpa, my bad, peccavi 「ごめんなさい!」 [ラテン語・外来語]
non sequitur 「流れにそぐわない話」 [ラテン語・外来語]
前回に続いて、言葉の使い方を描写する言葉を取り上げる。non sequitur はいかにもラテン語っぽい硬い響きの単語だが、大衆小説であるSFにしれっと使われていた例を学習ノートにメモしていた。
タグ:アイザック・アシモフ
brio 「活気」「元気」(「ニューズウィーク」印刷版が廃刊へ・その3) [ラテン語・外来語]
brio を知ったのは、この言葉をタイトルにした日本のメンズ雑誌だった。単語は何がきっかけで覚えるかわからないものだ。それはともかく、先日も書いた「ニューズウィーク印刷版が廃刊へ」についての NPR (National Public Radio) の記事を読んでいたら、この単語が2回出てきた。
タグ:音楽
ホワイトハウスの the Grand Foyer (「ホワイエ」) [ラテン語・外来語]
劇場などの「ホワイエ」はフランス語の foyer から来ていて、英語にもなっているが、「ニューヨーク・タイムズ」の記事を読んでいたら、オバマ大統領がホワイトハウスの the Grand Foyer に集まったマスコミの前に姿を現す、というくだりがあった。
タグ:カタカナ語
summa cum laude 「最優秀で卒業」 [ラテン語・外来語]
英語を読んでいると時おりラテン語を見かけることがあるが、これもそのひとつ。The Reluctant Fundamentalist (Mohsin Hamid)を読んでいて見つけた表現である。
status quo ante bellum [ラテン語・外来語]
前回同様ラテン語続きで、再び先日読んだ小説 "Rain Fall" より。status quo という言葉は知っていたが、これに似た status quo ante bellum という表現があった。次のように使われていた。
innuendo 「当てこすり」「(性的な)ほのめかし」 [ラテン語・外来語]
前回取り上げた incommunicado からの連想で、innuendo という単語について短く書いてみたい。辞書を見ると、このところ取り上げてきたスペイン語由来の単語ではなく、ラテン語そのものが語源となっているようだ。
bravado 「虚勢」「空威張り」 [ラテン語・外来語]
スペイン語由来の単語をもうひとつ。bravado は最近読んだ "Rain Fall" に出てきたものではないが、以前読んでここで取り上げた "Gravity" というペーパーバックで見つけた実例が学習ノートにメモしてあった。
aficionado 「マニア」 [ラテン語・外来語]
tempus fugit (「光陰矢のごとし」) [ラテン語・外来語]
今を楽しめ (carpe diem, seize the day) [ラテン語・外来語]
「そっと」話す sotto voce [ラテン語・外来語]
休日に仕事をした分の代休が取れたので、自宅でのんびりFM放送を聞いていたら、ボサノバ調のくつろげる音楽が流れてきた。曲が終わったあとのアナウンスメントでは、アーティスト名は「ソット・ボッセ」というように聞こえた。これで連想したのが、sotto voce である。「小声で」という意味だが、「そっと」という日本語を使って説明している英和辞典もあり、駄洒落のようでちょっとおかしい。
厚顔無恥にして大胆不敵 (chutzpah) [ラテン語・外来語]
前回は、AIG問題をめぐって共和党の議員が物議を醸す発言をしたことについて書いたが、同氏の発言に chutzpah という単語が出てくる。時おり目にする単語なので、ついでに触れておきたい。
タグ:-発音
carte blanche 「白紙委任状」 [ラテン語・外来語]
「白紙」の連想を続けるが、フランス語に由来する言い回しで、文字通り「白紙」なのが carte blanche である。「白紙委任状」「全権委任」「自由裁量」「すべては任せた、好きにしてよろしい」ということになる。
vox pop 「街の声」「街頭インタビュー」 [ラテン語・外来語]
朝日新聞の「天声人語」は、"Vox Populi, Vox Dei" という題で英訳され、紙上やサイトで読むことができる。このラテン語を縮めて、「街の声」「街頭インタビュー」という意味で使われる単語が vox pop である。
ネオコンたちの懺悔 (mea culpa) [ラテン語・外来語]
アメリカの中間選挙を前に、ネットで英文雑誌の特集をいくつか読んでみた。やはりイラク戦争へのブッシュ政権の対応が焦点になっている。そうした記事の紹介とあわせて、mea culpa という言葉を取り上げてみよう。
ラテン語由来の単語をいくつか [ラテン語・外来語]
前回取り上げた deus ex machina という単語はラテン語に由来するが、こうした言葉は他にもいろいろある。
etc. (et cetera), ad lib (ad libitum), ad hoc, a.m. (ante meridiem), p.m. (post meridiem), A.D. (anno Domini, B.C.は英語で before Christ) などは、日本語としてもおなじみだろう。
etc. (et cetera), ad lib (ad libitum), ad hoc, a.m. (ante meridiem), p.m. (post meridiem), A.D. (anno Domini, B.C.は英語で before Christ) などは、日本語としてもおなじみだろう。
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