pipeline 「(流通や情報の)供給ルート、伝達経路」 (「007 ダイヤモンドは永遠に」) [007 ジェームズ・ボンド]
先日、「fresh water は"新鮮な水"か?」について書いた際に tap water 「水道水」にも触れたが、tap 「蛇口」から水道「管」を連想したついでに、pipeline という単語を取り上げてみよう。
007の決めゼリフ "Shaken, not stirred." 酒を「ステア」する [007 ジェームズ・ボンド]
rigmarole 「とりとめのない長話」 [007 ジェームズ・ボンド]
「そっけない話し方」を表す言葉を007の原作から少し前に取り上げたが、同じシリーズでは逆の意味ともいうべき rigmarole も何回か目にした。「だらだらと続くつまらない話」、あるいは「手の込んだ手続き」を指す。
タグ:アイザック・アシモフ
bunkum 「ナンセンス」「人気目当てのスピーチ」 (「007 カジノ・ロワイヤル」) [007 ジェームズ・ボンド]
先日も取り上げた007の原作「カジノ・ロワイヤル」に、bunkum という単語が出てきた。何となくおもしろい響きがあるが、いったいどういう意味だろうか。
事件が一件落着し、ジェームズ・ボンドが仲間の諜報部員ヴェスパー・リンドを載せて車を運転していると、後ろから追い抜いた車があった。運転している男に目をやったヴェスパーが不安を抱く。
事件が一件落着し、ジェームズ・ボンドが仲間の諜報部員ヴェスパー・リンドを載せて車を運転していると、後ろから追い抜いた車があった。運転している男に目をやったヴェスパーが不安を抱く。
タグ:クラシック -音がおもしろい単語
kiss of death 「命取り」 (「007 ゴールドフィンガー」) [007 ジェームズ・ボンド]
このところ続けて面白い英語表現を拾っている007の映画「ゴールドフィンガー」については、かなり前に、主題歌に出てくる表現 midas touch を取り上げていたが、この名曲からもうひとつ、the kiss of death に触れておきたい。
close shave 「深ぞり」「危機一髪、命拾い」 (「007 ゴールドフィンガー」) [007 ジェームズ・ボンド]
前回紹介した映画「ゴールドフィンガー」の場面には、敵側の女がジェームズ・ボンドに対して close shave という言葉を言うところがある。「007名セリフ集」といった海外のサイトもこぞって採用している。
「ここはどこ?」に "Where is here?" が使われた例 (「007 ゴールドフィンガー」) [007 ジェームズ・ボンド]
今回も007の映画「ゴールドフィンガー」から。「ここはどこ?」は "Where am I?" ということは学習の早い段階で学ぶだろうが、誤りと教えられるはずの "Where is here?" がこの映画に出てきた。
template 「基本パターン」「モデル」「ひながた」 (「007 ゴールドフィンガー」) [007 ジェームズ・ボンド]
雨とあって、家で「007 ゴールドフィンガー」のDVDを観た。そのあとで、前回書いた「カスタマーレビュー学習」の実例を、とアマゾンでこの映画について読んでみたところ、目にとまったのが template 「ひながた」を使った文だった。
ゴールドフィンガー(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
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007のヘアスタイルと comma of hair という表現 [007 ジェームズ・ボンド]
007の原作と読点のコンマについて前回書いた流れで英語の表現をひとつ。作者のイアン・フレミングはジェームズ・ボンドの風貌を描写する際、髪型に決まって comma という単語を使っているのに気づいた。
タグ:スーパーヒーロー
「ロシアより愛をこめて」の原題や英語の句読点のことなど [007 ジェームズ・ボンド]
先日読んだ007の原作 From Russia with Love だが、前回も触れた初版のカバー dust jacket をあらためてネットで見たら、題名の Russia のあとにコンマがあることに気づいた。しかし私が読んだ版を含め、現行のペーパーバックにはどれもコンマはないようだ。
「007 ロシアより愛をこめて」(イアン・フレミング) [007 ジェームズ・ボンド]
007の映画が去年50周年を迎えたことにちなんで、イアン・フレミングの一連の原作を順番に原文で読んでいる。前回取り上げた From Russia with Love 「ロシアより愛をこめて」もそのひとつだ。それまでの4つの作品とはかなり趣きの違った作品になっていると感じた。
ダニエル・クレイグが耳を整形手術へ? [007 ジェームズ・ボンド]
ダニエル・クレイグが、その特徴ある耳を引っ込ませるために整形手術をすることを決断した、というゴシップ記事をネットで見つけた。
「ナショナル・インクワイアラー」紙がネタ元で、それを受けたネットの記事を読むと、「大きく突き出た耳」を示す表現がいろいろ載っている。クレイグには悪いが、おもしろい。
「ナショナル・インクワイアラー」紙がネタ元で、それを受けたネットの記事を読むと、「大きく突き出た耳」を示す表現がいろいろ載っている。クレイグには悪いが、おもしろい。
hoarding 「広告の看板 (billboard)」(「007 ロシアより愛をこめて」) [007 ジェームズ・ボンド]
前回 try ... for size という表現を紹介した映画「ロシアより愛をこめて」は、原作にかなり忠実に作られている。それを教えてくれた翻訳はもう持っていないが、積ん読のペーパーバックが本棚にあるので見たら、くだんの狙撃シーンもちゃんとあった。その場面に目を通したら、やたらと hoarding という単語が目についたので、今回はこれを取り上げたい。
Try this for size. 「試してみる」(「007 ロシアより愛をこめて」) [007 ジェームズ・ボンド]
007の新作「スカイフォール」を観たら、アバン pre-credits [pre-title] sequence, teaser に私の好きなイスタンブールが出てきた。この街を舞台にした「ロシアより愛をこめて」をまた観たくなり、帰宅途中でDVDをレンタルした。今回はこの作品で拾った try .. for size について書きたい。
ロシアより愛をこめて(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
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ダニエル・クレイグの耳 (007「カジノ・ロワイヤル」) [007 ジェームズ・ボンド]
先日取り上げたロジャー・ムーアの「眉の演技」に続いて、今回も007映画をランク付けした Rolling Stone 誌の記事から、新作「スカイフォール」 Skyfall が封切られたダニエル・クレイグの耳の話。
彼のジェームズ・ボンドは、当初の懸念をよそに高い評価を得ているといっていいだろう。
彼のジェームズ・ボンドは、当初の懸念をよそに高い評価を得ているといっていいだろう。
タグ:=英語のトリビア
ロジャー・ムーアの眉 (007「死ぬのは奴らだ」) [007 ジェームズ・ボンド]
the law of the jungle (弱肉強食)と「ユア・アイズ・オンリー」 [007 ジェームズ・ボンド]
前回、007の関連で取り上げた live and let live で連想したのが the law of the jungle である。「ジャングルのおきて」とは、つまりは「弱肉強食」ということだ。自分の英語学習ファイルを検索したら、偶然にもジェームズ・ボンドものの原作小説を読んでいて見つけた実例がメモしてあった。
タグ:映画・ドラマ
open book (007「死ぬのは奴らだ」) [007 ジェームズ・ボンド]
「死ぬのは奴らだ」 Live and Let Die は、先日取り上げた「007は二度死ぬ」 You Live Only Twice と同様、原題も邦題もうまいタイトルだと思う。ということで、ポール・マッカートニー作の主題曲に出てくる open book という表現について書きたい。
タグ:ビートルズ
続・007と芭蕉 (「007は二度死ぬ」) [007 ジェームズ・ボンド]
「タイム」の誤報? ジェームズ・ボンドと芭蕉(「007は二度死ぬ」) [007 ジェームズ・ボンド]
007映画の50周年にあわせて、雑誌 TIME がこのシリーズのトリビアを集めたオンライン記事を載せている。このうち、日本が舞台の「007は二度死ぬ」 You Only Live Twice について、誤りではと思われる記述があった。
clay pigeon 「カモ、だまされやすい人」 (「007 ドクター・ノオ」) [007 ジェームズ・ボンド]
日本語では「カモ」だが、英語では「ハト」になるのがおもしろい。先日からのジェームズ・ボンドつながりで、007の映画「ドクター・ノオ」 Dr. No をDVDで観たが、その中のセリフから。
ドクター・ノオ (アルティメット・エディション) [DVD]
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タグ:ジェームズ・ボンド
「ゴールドフィンガー」と Midas touch [007 ジェームズ・ボンド]
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前回取り上げたゴルディオス王について読んでいたら、その養子はミダス王だとあった。the Midas touch は父親に由来する the Gordian knot よりも有名かもしれない。私はこの表現を、007の "Goldfinger" でシャーリー・バッシー Shirley Bassey が歌った主題曲で覚えた。
「007 カジノ・ロワイヤル」 [007 ジェームズ・ボンド]
去年、この映画が公開される前、007を演じたダニエル・クレイグ Daniel Craig がインタビューの中で使った "110 percent" という表現について取り上げたことがあった。作品は未見だったが、少し前にDVDがレンタルビデオ店に入ってきたので、このほど借りて観た。
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