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dredge 「どぶさらい」と drudgery 「苦行」の不思議な縁 [アメリカ政治]

前回は、アメリカの選挙戦に「どぶ板選挙」という日本的な言葉を使っていた日本マスメディアの記事について取り上げたが、それにからんで箸休め的なことを書いてみたい。

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barnstorm ~共和党ヘイリー氏が「どぶ板選挙」 [アメリカ政治]

前回は民主党のバイデン氏にからめて書いたので、今度は共和党をネタにしたい。米大統領選挙の予備選で共和党の候補者たちが展開している選挙戦について、複数の日本メディアが「どぶ板選挙」とか「どぶ板作戦」と表現している記事を目にした。

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Write-in Biden! ~候補者登録のないバイデン氏が予備選で勝利 [アメリカ政治]

アメリカ大統領選挙のニューハンプシャー州民主党予備選で現職バイデン氏が快勝した。トランプ対ヘイリーという共和党の争いに比べると扱いは小さかったが、それを報じる記事を眺めていて、write-in candidate とか write-in campaign などといった表現が目についた。

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Let's go Brandon! ~バイデン批判のスローガン [アメリカ政治]

このところ Let's go Brandon. という言葉をアメリカがらみの記事でよく目にする。英語の流行語を追うのは異国の非ネイティブの手に余るし、多くは廃れていくので「労多くして功少なし」といえるだろうが、この言葉はしばらくメディアを賑わすと思われるうえ、由来もおもしろいのでメモしておきたい。

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'disorder, borders on sedition'~バイデン氏のレトリック? [アメリカ政治]

前回に続いて、アメリカ連邦議会の一時占拠について短く書くことにする。乱入が起きてまもなく、バイデン次期大統領は次のような非難のコメントを発表した。

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pro forma「形だけの」「手続き上の」(バイデン氏当選認定で議会に乱入) [アメリカ政治]

アメリカの連邦議会をトランプ支持者が一時占拠し、死者まで出た末にバイデン氏の大統領当選が正式に認定された。とりあえず大混乱は収まった形だが、不穏な状況は今後も続いていくことだろう。ニュースでは insurrection (反乱)といった物騒な単語も出てきたほどだ。

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タグ:トランプ
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outlier 「部外者」「飛び地」 [アメリカ政治]

前回に続いてトランプ大統領に関係するニュースから取り上げたい。outlier という単語を私は「飛び地」として覚えたが、「主要部分から離れたもの」という意味でいろいろ使われる。今回の記事では「外部の人」という意味で使われていた。

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タグ:トランプ
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switcheroo 「どんでん返し」「ちゃぶ台返し」 [アメリカ政治]

日本にいて英語とつきあっている者として、私はスラングの類にはほとんど興味がないが、それでも時おり「これはおもしろいな」と思う言葉に出会うことがある。トランプ大統領が、新型コロナウイルス関連の追加経済対策に一転して署名したという記事で目にとまった switcheroo も、そんな例といえるだろう。

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echo chamber ~異論に耳を傾けなくなるネット時代の危険性 [アメリカ政治]

トランプ大統領の支持者が、従来のSNSを捨てて内容に制限をつけない新興のプラットフォームに次々に乗り換えているという。ネット空間では、同じ考えを持つ人とばかり交流して異なる見解や情報を受け入れられなくなる危険性が指摘されているが、それを示すような動向だ。これに関連して echo chamber という言葉を取り上げてみよう。

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決着はついた!~The fat lady has sung.(バイデン氏、当選確実) [アメリカ政治]

週末はアメリカ大統領選挙の行方をウェブで眺めていたが、十数年前にこのブログで取り上げた表現が変形された形で使われていたので取り上げてみたい。The opera isn't over until the fat lady sings. がその表現である。

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タグ:トランプ
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trajectory 「(物事の)展開」「なりゆき」(アメリカ大統領選、混迷続く) [アメリカ政治]

アメリカ大統領選挙は決着がつかない状態が続いている。私も米メディアのサイトをちょくちょく覗いているが、あれっと思ったのは、”トランプびいき”といわれるFOXニュースが接戦州のアリゾナについて、開票率が上がらない段階で早々と「バイデン当確」と報じたことだ。他のメディアは未確定のままである。

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タグ:トランプ
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understudy ~副大統領はただの「代役」か? [アメリカ政治]

トランプ大統領のコロナ感染や、大統領候補の第1回討論会が「史上最悪」と呼ばれるほど酷かったこともあり、近く行われる副大統領候補のディベートが異例の注目を集めているようだ。それにからんで understudy という単語を取り上げよう。

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out of an abundance of caution ~トランプ、「念のため」入院 [アメリカ政治]

トランプ大統領が新型コロナウイルスに感染して入院するという、皮肉ともいえる事態となった。このニュースでも目にした out of an abundance of caution という表現を取り上げてみたい。

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タグ:トランプ
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トランプ大統領の unhinged 「頭のネジが外れた」状態がますますひどくなっている [アメリカ政治]

公私もろもろあって久しぶりの更新となる。常軌を逸した言動を重ねるアメリカのトランプ大統領には、よく unhinged という形容詞が使われることがある。最近の英文記事から引用しよう。次の大統領選挙に名乗りを上げている民主党のバイデン氏が述べた言葉を紹介している。

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タグ:トランプ
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トランプ大統領の shtick 「得意芸」「十八番(おはこ)」とは? [アメリカ政治]

トランプが就任して2年が経った。従来の”アメリカ合衆国大統領”のイメージを壊したにとどまらず、世界に数々の混乱をもたらしたことは否定できまい。一方、私は彼のおかげ(?)で覚えた単語がいくつかあり、英語学習の面では感謝すべきなのか、奇妙な気持ちになってくる。そんな単語のひとつが shtick である。

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タグ:トランプ
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驚愕!びっくりマーク乱発のトランプ大統領の声明 (exclamation-point-filled statement) [アメリカ政治]

サウジアラビアとの関係についてトランプ大統領がこのほど声明を出したが、まるでお得意のツイートを連想させるような書き方をした部分もあって、これが公式の文書かと驚いた、というより異様な感じすら受けた。

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タグ:トランプ
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whistle-stop campaign 「地方遊説」 (アメリカ中間選挙、投票日を迎える) [アメリカ政治]

アメリカはいよいよ中間選挙の投票日を迎えたが、トランプ大統領は直前まで地方での遊説に力を入れて共和党への支持を訴えた。これに関連して、whistle-stop という表現を取り上げてみよう。

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lodestar「道しるべの星」~ トランプを批判した政府高官は誰だ? [アメリカ政治]

前回触れたように、トランプ政権の高官が匿名で大統領批判を「ニューヨーク・タイムズ」紙に寄稿して騒ぎになっている。ホワイトハウスやマスメディアが筆者の正体探しを始めているが、ここで使われた lodestar という単語が脚光を浴びているようなので、メモしておきたい。

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タグ:トランプ
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end up in an orange jump suit「刑務所にブチ込まれる」(トランプの暴露本が出版へ) [アメリカ政治]

近く出版されるトランプ大統領の暴露本に描かれた内容が明らかになり、アメリカで話題を呼んでいる。著者は、このブログでも何度か取り上げたことがあるボブ・ウッドワード記者。ウォーターゲート事件をめぐる調査報道で当時のニクソン大統領を追い詰めて名を馳せたジャーナリストだ。

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タグ:トランプ
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parting shot 「捨てぜりふ」 (トランプ、ティラーソン長官をクビに) [アメリカ政治]

アメリカのティラーソン国務長官がクビになったというニュースには驚いたが、これを報じるBBCの記事で parting shot という表現が使われていた。「捨て台詞」というような意味である。

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タグ:トランプ
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トランプの謎の言葉 covfefe が法律の名前に!? [アメリカ政治]

少し前、トランプ大統領がツイートで covfefe という謎の単語を使って話題になった。さらに最近、下院議員が提出した法案のニックネームにこの単語が使われていて、引き続き注目を集めているようだ。

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タグ:トランプ
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unsubstantiated 「根拠のない」「証拠なしに」 (トランプ、「オバマが盗聴」と非難) [アメリカ政治]

日常的に英語を話しているわけではないこともあってか、「わかる言葉」と「使える言葉」に大差があるのは仕方がない。仕方がないが、やはりくやしい。トランプ大統領が証拠も示さずに「オバマ前大統領が盗聴をしていた」と非難したと日本のニュースで知ったあと、インターネットラジオの英語ニュースで unsubstantiated が使われていたのを耳にして、そんな思いを強くした。

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goose #2 「強める、高める」 (好評だったトランプ施政方針演説) [アメリカ政治]

トランプ氏の施政方針演説は「大統領らしい初めてのスピーチ」と評されるなど予想外?に抑えたトーンだった。ネットの関連記事を眺めていたら、そのひとつに前々回取り上げた goose が出てきた。気にとめたばかりの単語表現にすぐまた出会うという経験はこれまでも何度かあり、偶然とはいえおもしろいものだ。

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タグ:トランプ
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トランプ大統領の「手の大きさ」や「握手」はなぜ注目を集めているのか [アメリカ政治]

前回は安倍・トランプ会談の photo op での「奇妙な握手」を取り上げたが、これにとどまらず、トランプ大統領の「握手」や「手」は、わけあって注目を集める話題となっている。今週初めにカナダのトルドー首相と会談したが、ごく一瞬をとらえた写真のカットまで格好のツイートの肴にされていた。

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タグ:トランプ
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トランプ大統領の根強い true believer 「熱狂的ファン」「盲信者」 [アメリカ政治]

前回はCNNに掲載された元フィラデルフィア市長のトランプ批判を取り上げたが、同じ記事で true believer という言葉が目にとまった。believer だけでも熱心さが充分伝わるのに、さらに true がつくと「盲信」「熱狂」さを帯びてくるようだ。おもしろいと思ったので短く書いておきたい。

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タグ:トランプ
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"alternative facts" ~ トランプ側近が使った「ウソ」の言い換え? [アメリカ政治]

トランプ新大統領の就任演説について何か書こうと思っていたら、彼の顧問が発した "alternative facts" という言葉が物議を醸していることを知った。「2016年の言葉」のひとつに選ばれ、私も先日取り上げた単語 post-truth 「事実の軽視」(→こちら)ともつながりがあるように感じられる。

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flying blind 「何かに頼らずに行動する」 (トランプ氏、毎日のブリーフィングを断る) [アメリカ政治]

トランプ次期大統領で注目を集めているのは閣僚人事だが、あわせてニュースになっていたのが、情報機関による日々のブリーフィングを断っていることだ。これについてオバマ大統領が "flying blind" とコメントしていて、うまい言い方をするものだな、と思った。

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タグ:トランプ
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alt-right 「オルタナ右翼」とトランプ新政権 [アメリカ政治]

トランプ氏が予想外の支持を集め、さらには次期大統領に選ばれるに及んで動向が注目されているのが alt-right と呼ばれる差別主義的な新右翼だ。先ごろ発表されたオックスフォード辞典の「今年の言葉」選定の候補にもなった(最終的に1位にはならなかったが)。alt は alternative の略である。

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lap dog 「他人にへつらう人」「おべっか使い」「腰巾着」 (トランプをマスコミは監視できるか) [アメリカ政治]

ヒラリー・クリントンと wonk という単語の関係について先日取り上げたが、そこで引用したコラムニストが書いた別の記事に、トランプ次期政権に対するマスメディアの役割について watchdog lapdog を対照的に使っていたくだりがあった。おもしろいと思ったのでメモしておこう。

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wonk 「仕事の虫」「まじめ人間」「オタク」 (続・大統領になれなかったヒラリー) [アメリカ政治]

ヒラリー・クリントンについての英文記事を読んでいると、時おり wonk という単語を見ることがある。ドナルド・トランプにはあてはまりそうになく、彼が大統領に就任してもまずお目にかかれないだろうから、これが最後の機会と取り上げてみたい。

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タグ:クリントン
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