tough love「愛のムチ」 [単語・表現]
前回の poster boy で掲げた実例に出てきた AA (Alcoholics Anonymous) という団体については、以前取り上げたことがあると書いたが、そこから連想した tough love という表現を取り上げたい。
poster boy「イメージキャラクター」 [単語・表現]
以前読んだビリー・ジョエルの伝記本で拾った表現の紹介を続ける。poster boy は、ポスターに載せて人目をひきつける存在ということだろうか、何かの運動や大義を象徴するシンボル的な人物を指す。
trailblazer 「先駆け」「パイオニア」 [単語・表現]
前回取り上げた contrail, vapor trail 「飛行機雲」から trail つながりの連想で、trailblazer という単語を短くメモしておきたい。「道を切り開く人、先駆者」という意味である。
タグ:シャーロック・ホームズ
antediluvian 「古くさい」「時代遅れの」 [単語・表現]
アメリカで高まる人種差別抗議の動きを受けて、音楽グループが antebellum という名前を取りやめたことについて前回書いたが、この単語から連想した antediluvian について短く書いておきたい。
single point of failure 「アキレス腱」 [単語・表現]
英語学習ノートを見返していたら、以前メモしていたsingle point of failure という言葉が目にとまった。その一点が故障するとシステム全体がダメになってしまう構成要素を指す。この言葉を眺めていたら、コンピューターやネットワークなどだけでなく、他の分野に使うこともできるのではないかという気がしてきた。
追う者の強み ~ leapfrog #2 [単語・表現]
cavalier 「横柄な」「無神経な」 [単語・表現]
見聞きするニュースは英語もコロナウイルス一色となって久しい。さすがに気が滅入ってくるので、手製の英語学習メモを見返していたら cavalier という形容詞が目にとまったので、取り上げてみよう。
upholstered chair 「(布・皮)張りのイス」 [単語・表現]
本棚の整理をしながら読了済みのペーパーバックを眺めているが、そこで印をつけていた単語の紹介を続ける。upholster はイスなどにカバーやクッションをつけることを指す単語で、「布張り」とか「革張り」と言いたい場合に使うことができる。
life-size cardboard cutout 「等身大のパネル」 [単語・表現]
引き続き、異文化理解についての本 The Culture Map からの表現メモである。著者がレクチャーに招かれたハイネケン社の一室は、ビールを持つお姉さんの life-size cardboard cutout が並び、まるでスポーツバーの雰囲気だったという。
jump in on top of one another 「話に割って入る」「口をはさむ」 [単語・表現]
今回も異文化理解についての本 The Culture Map にあった表現を短くメモしておきたい。アメリカ人には日本的な「間」が通用しないことが往々にしてあると思うが、この本に、西洋人あるいはアメリカ人に見られる傾向について speak on top of (each other) また jump in on top of (one another) と書いている部分があった。
elephant in the room 「みんなが見て見ぬふりをしている問題」 [単語・表現]
前回に続いて異文化理解についての本 The Culture Map から拾った表現を取りあげる。elephant in the room は字面を見るといったい何だと思うが、「明々白々なのに誰も触れたがらない問題」という意味である。
punch above your weight 「実力以上の力を発揮する」「健闘する」 [単語・表現]
CNNのサイトを見ていたらK-POPについての記事があった。韓国のカルチャー系ニュースは英語圏メディアのサイトでもよく目にするようになった感があり、一方で日本の存在感が低下しているようで残念だが、それはともかく、その記事から punch above one's weight という表現を取り上げよう。
「冬将軍」にあたる英語は何か [単語・表現]
written in the star「星のさだめ」「運命づけられている」 [単語・表現]
東京についての情報をのせた英語のフリーマガジン TimeOut Tokyo はいつぞや取り上げことがあるが(→こちら)、この夏に出た号をパラパラめくって眺めていたら、written in the stars というイディオムをうまく使ったタイトルが目に留まったので、メモしておきたい。
stage whisper 「他人に聞こえるひそひそ話」 (高橋留美子「めぞん一刻」) [単語・表現]
多忙な状態が続いたあと連休は骨休めをして更新が滞ったままだが、「英語学習は継続が大切」と反省して小ネタを探して書いてみたい。前回も触れた高橋留美子の名作「めぞん一刻」英語版から、stage whisper という言葉を取り上げよう。
ace in the hole 「最後の切り札」「奥の手」 [単語・表現]
このところ wall の出てくる表現を続けて取り上げていて、前回は hole in the wall について書いたが、尻取りの逆のような形で ace in the hole を連想したので触れてみたい。「ここぞという時まで取っておく切り札、決め手」という意味である。
hole in the wall 「場末のパッとしない店」 [単語・表現]
このところ wall を使った表現について書いている流れでもうひとつ。hole in the wall は、「へんぴな所にある狭苦しい家・薄汚い店」を指す言葉である。
何かの英文を読んでいて出てきたので覚えたのではない。きっかけとなったのは、この英語を直訳したような名前のスパゲッティのチェーン店である。
何かの英文を読んでいて出てきたので覚えたのではない。きっかけとなったのは、この英語を直訳したような名前のスパゲッティのチェーン店である。
flop 「(作品や案が)うまくいかない」「コケる」「ポシャる」 [単語・表現]
blessing in disguise 「つらいと思っても最後にはプラスになること」 (「ファミリーヒストリー~オノ・ヨーコ&ショーン・レノン」) [単語・表現]
有名人の家系を探るNHKの番組「ファミリーヒストリー」で、先日オノ・ヨーコとショーン・レノンが取り上げられ、録画で見た。ヨーコがセレブの血筋であることは知っていたが、その”華麗なる一族”ぶりにあらためて驚いた。
番組は、この親子に放送と同じビデオを見せて感想を語ってもらうというスタイルを取っていたが、ショーンがその中で a blessing in disguise という表現を使っていたので取り上げたい。
番組は、この親子に放送と同じビデオを見せて感想を語ってもらうというスタイルを取っていたが、ショーンがその中で a blessing in disguise という表現を使っていたので取り上げたい。
タグ:ビートルズ
使用が減ったか、~ residence? 「~さんのお宅ですか?」という表現 (「NHKテレビ英語会話初級」) [単語・表現]
高橋留美子の名作「めぞん一刻」の英語版から、映画「カサブランカ」やシェイクスピアの名セリフを下敷きにした英訳をこのところ紹介してきたが、このマンガは携帯やスマホがなかった1980年代が舞台で、相手と思うように連絡が取れないことが物語の展開で大きな意味を持っている。
タグ:ラジオ・テレビの英語講座
hazing 「新人いじめ」 [単語・表現]
このところ baptism of fire 「初めての試練」や live and learn 「何事も経験だ」といった表現を紹介してきたが、さらに連想したのが hazing である。新入生など”新入り”をいじめることを指す。
gizmo 「ちょっとした機器」 「何とかというもの」 [単語・表現]
前々回 whatchamacallit を紹介した際、この言葉を私が初めて聞いたのは、はるか昔の大学生の時にたまたま交わしたアメリカ人との会話だったと書いたが、そのおばさんのおかげで知ったもうひとつの単語が gizmo である。gismo という綴りもある。
color 「影響を与える」 (トランプの当選後初会見より) [単語・表現]
out of whack 「調子が悪い」 [単語・表現]
前回、「もぐらたたき」を英語で何というかについて書いた際に出てきた単語 whack にからんで、イディオムをひとつメモしておきたい。out of whack は人やモノが「不調である」ことを指す。out of order と同じようなものと考えればよさそうだ。
酉年 the year of the Rooster にちなんで英語のトリビアを少々 [単語・表現]
今年は「酉年」である。手持ちの和英辞典には the year of the Rooster あるいは the year of the Cock とある。ネットを見ると他に the year of the Chicken も多く使われているようだ。
日本語で「鶏年」と書いたらヘンだろうが、英語では自分たちの文化慣習ではないこともあり唯一の言い方をするわけではないのだろう。ただ hen を使った例は(No pun intended)、ヒットはあるものの数はぐっと減るうえ、内容を読むと干支と関係ないものも目立つようだ。
日本語で「鶏年」と書いたらヘンだろうが、英語では自分たちの文化慣習ではないこともあり唯一の言い方をするわけではないのだろう。ただ hen を使った例は(No pun intended)、ヒットはあるものの数はぐっと減るうえ、内容を読むと干支と関係ないものも目立つようだ。
タグ:映画・ドラマ
boon or bane 「ありがたいもの・やっかいなもの」 [単語・表現]
オリンピックの「種別」を意味する discipline を先日取り上げた際、紹介した実例の中で boon 「恩恵」と bane 「悩みの種、命取り」が対にして使われていたのがおもしろいと書いた。この2つの単語を一緒に使っている例が他にもないか調べたら、予想通り見つかった。
potshot 「狙い撃ち」「乱射」「言いたい放題」 [単語・表現]
先日取り上げたスパイものノンフィクション A Spy Among Friends から、目にとまった単語をもうひとつ紹介したい。potshot は「近距離からの狙い撃ち」「手当たり次第の射撃」「思いつきの批評」といった、いくつかの訳語が辞書に載っている。
The penny dropped. 「やっとわかった」「合点がいく」 [単語・表現]
先日同様、イギリスの諜報機関 MI6 に潜んでいた大物スパイ、キム・フィルビーについてのノンフィクション A Spy Among Friends から取り上げよう。The penny (has) dropped. は、この貨幣単位から想像がつくようにイギリスで使われる表現である。
elder-brother figure 「兄のような存在」 [単語・表現]
英語には「兄」「弟」を指す単一の言葉がない。日本と違って年齢を気にしない文化・社会だという指摘もよく聞く。確かにそうした特徴があるだろうが、ペーパーバックを読んでいたら elder-brother figure という表現が出てきて、おもしろいと思った。

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