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辞書に載っていない表現 ブログトップ
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cockeyed optimist 「根っからの楽天家」 [辞書に載っていない表現]

このところ楽観/悲観的な人を表す言葉を取り上げているが、今回は cockeyed optimist という表現を紹介したい。これも手元にある英和辞典にはいずれも載っていなかった表現で、実例に触れて知った言い回しである。

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kumbaya 「表面的な協調、うわべだけの連帯感」「おめでたい理想論」 [辞書に載っていない表現]

前回取り上げた Pollyanna からの連想で、kumbaya という単語について書いてみたい。持っている英和辞典の中で収録しているものは見当たらないが、英文を読んでいて何度か目にしたことがあり、調べて知った言葉だ。

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Janus word 「矛盾する二つの意味を持つ言葉」 [辞書に載っていない表現]

前回取り上げた dense は、ひとつの単語が正反対にも取れる別々の意味を持っているといえそうだが、そうした言葉を指す正式な単語がちゃんとある。

contronym というが、いかにも専門用語という響きがある。だが、こうした単語を指すもっと平易な言い方もある。Janus word がそれである。

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“Other than that, how was the play, Mrs. Lincoln?” [辞書に載っていない表現]

先日読んだ記事に other-than-that-how-was-the-play-Mrs. Lincoln という表現が出てきた。形容詞にするためにつけたハイフンを取れば元の形になるはずだが、どういう意味だろうか。手持ちのどの辞書にも載っていない。

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Sputnik moment 「ライバルに遅れを取ったという危機感」 [辞書に載っていない表現]

オバマ元大統領が広めたといわれる Sputnik moment という表現がある。中国が極超音速ミサイルの実験を行ったことについて、このほどアメリカ軍のトップが懸念を示した際に使っていた。

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woke 「意識高い系」(トランプ氏、自国の五輪代表チームを批判) [辞書に載っていない表現]

英和辞典には載っていないが、woke は少し前からちょくちょく目にする単語だ。先日、トランプ前大統領がアメリカのオリンピック代表チームを批判した際にもこの単語を使っていたので、取り上げてみたい。

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タグ:トランプ
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circular firing squad 「内部対立」「内輪もめ」 [辞書に載っていない表現]

アメリカのバイデン政権が苦境に陥りつつあるというCNNの記事を読んでいたら、circular firing squad という表現が目にとまった。ちょっとおもしろいと思ったので、取り上げてみたい。

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murder-suicide と「無理心中」 [辞書に載っていない表現]

このところ多忙で英語に集中できる時間が取れないので、こうした時のいつもの手段として自分の学習メモに書きつけていた表現を拾ってお茶を濁すことにする。前回引用したアーサー・ヘイリーの小説 The Evening News から、murder-suicide を取り上げよう。

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dry swallow「(薬を)水なしで飲む」「空嚥下」 [辞書に載っていない表現]

前回の sleeper hit は、ごく基礎的な単語の組み合わせがおもしろい意味を生んでいるが、類例ともいえそうな dry swallow について書いてみたい。

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sleeper hit「時間がたってからヒットした作品」 [辞書に載っていない表現]

前回はタイトルでアイキャッチとして「大ブレーク」という言葉を使ってみたが、連想で sleeper hit を取り上げたい。手持ちの英和辞典には載っていない表現だ。

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majority-minority area「マイノリティが多数を占める地域」(バイデン新大統領就任) [辞書に載っていない表現]

バイデン氏がアメリカ大統領に就任してまもなく1週間になる。日本時間の未明に行われた式典は、私も当日テレビの中継で見た。就任演説で印象に残ったのは、やはり国民の団結を繰り返し呼びかけていたことである。

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arc 「一連の物語」「続きもの」 [辞書に載っていない表現]

前回の narrative からの連想で arc という単語に触れておきたい。「円弧」「アーク」のことだが、このほかドラマなどで物語や設定が複数の回にわたって繰り広げられる「続きもの」について使われる。これも narrative 同様、ぴったり対応する日本語がなかなか見つからない感じがする。

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infodemic ~新型コロナウイルスのフェイクニュースが蔓延中! [辞書に載っていない表現]

最新の The Economist 誌を眺めていたら、ある記事に infodemic という単語が何度か出てきた。以前からあった言葉ということだが、新型コロナウイルスで使われる頻度が俄然上がったのは間違いないだろう。

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panopticon 「一元的な社会監視システム」 [辞書に載っていない表現]

潜在意識とは不思議なもので、英語に触れ続けていると、意図的に記憶はしていないのに「あれ?この単語、前にどこかで見たことがあるな」という経験をすることがある。そうした形で最近覚えた panopticon についてメモしておこう。

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pocket dial, butt dial ~何かのはずみで誤発信 [辞書に載っていない表現]

前回は flight shame という「辞書に載っていない単語」を取り上げたが(→ こちら)、今回は pocket dial または butt dial という言葉について書いてみよう。

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飛行機の利用はカッコ悪い~flight shame 「飛び恥」 [辞書に載っていない表現]

気候変動をめぐる小泉進次郎環境相の「セクシー」発言について先日取り上げたが(→こちら)、地球温暖化にからんでおもしろい新語を見つけた。flight shame がそれで、飛行機は温室効果ガスを大量に排出するので利用を控えようという考え方・運動である。

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my way or the highway 「イヤなら出ていけ!」 (トランプ、ボルトン補佐官を解任) [辞書に載っていない表現]

トランプ政権の中で強硬派として知られるボルトン補佐官が突然解任された。それを伝える記事を読んでいたら、his way or the highway という表現が目にとまったので、取り上げてみよう。

BBCニュースのウェブサイトにあった記事である。大統領ではなく、ボルトン氏の”独善”ぶりについて使われたものだ。

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baked in the cake 「織り込み済み」#2 [辞書に載っていない表現]

前回の price in と並んで、もうひとつ「織り込み済み」で頭に浮かんだのが baked in the cake である。この表現も載っている辞書はほとんどないようだが、「ケーキに焼き込む」とは面白く、覚えやすいのではないだろうか。

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「織り込み済み」 price in [辞書に載っていない表現]

CNNのサイトを見ていたら、「トランプ大統領の傍若無人な言動を、諸外国は間引いて受け取っているから、マスコミが騒ぐほど心配することはない」という皮肉っぽい解説記事があった。そこで使われていた price in という表現を取り上げよう。「織り込み済み」という意味だと考えればよさそうだ。

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grip-and-grin ~記念撮影は笑顔で握手! (米朝首脳会談が開催へ) [辞書に載っていない表現]

トランプ大統領と金正恩委員長との2回目の首脳会談が開かれる。CNNのウェブサイトで関連の記事をながめていたら、grip-and-grin というちょっと面白い表現が出てきたので、取り上げてみよう。

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a finger in the dyke 「とっさの応急措置」「その場しのぎ」 [辞書に載っていない表現]

先日CNNの記事を読んでいたら、put a finger in the dyke という表現が目にとまった。子供の時に読んだ外国の物語を連想させるもので、話の流れからも意味は想像できたが、手持ちの英和辞書を見てもイディオムとしては載っていなかった。

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selficide ~自撮り中の事故死にご注意! [辞書に載っていない表現]

この連休に英文のサイトを眺めていたら、selfie 「自撮り」が原因で起きた事故死をめぐる統計調査の記事があった。その中に selficide という造語が出てきたので取り上げてみよう。

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dial back, dial down「抑える」「トーンダウンする」 [辞書に載っていない表現]

前回 walk back 「撤回する」について書いたが、トランプ大統領にからんだ記事では、ちょっと似た dial back という表現もよく目にするので取り上げてみたい。

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walk back「(考えや約束を)撤回する、取り消す」 [辞書に載っていない表現]

仕事と酷暑と夏休みが続いて更新を怠っているが、前に書こうと思ったまま忘れていた表現があるのに気づいたので取り上げたい。先月の米ロ首脳会談後の発言が非難を浴びたことについて、トランプ大統領が「言い間違いだった」と弁明した騒動で使われていたものだ。

騒ぎの詳細については先月のエントリを参照いただくとして(→こちら)、この時にメディアの記事で目についたのが to walk back だった。walk-back として名詞でも出てきた。

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タグ:トランプ
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Kompromat 「(ロシアが握っているトランプの)弱み」「脅しのネタ」 [辞書に載っていない表現]

ロシアによるアメリカ大統領選挙への介入疑惑が取り沙汰される中、先の米ロ首脳会談ではトランプがプーチンを追及するどころか、逆に肩を持つような発言をしたため、アメリカ国内は一時騒然となったようだ。関連の英文記事に Kompromat という単語が使われていたので、取り上げてみたい。

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sunset provision 「期日が来ると自動的に失効する規定」 (トランプ、イラン核合意から離脱) [辞書に載っていない表現]

前回に続いて、トランプ大統領のイラン核合意離脱表明から表現を取り上げたい。この中に、sunset provision という言葉が出てきた。”日没”条項とは一体なんだろうか。

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woulda, coulda, shoulda 「今さらウダウダ、グダグダ言っても…」 [辞書に載っていない表現]

前回は to が発音の影響で a になってしまうことについて英語の歌を例にして書いたが、連想で woulda, coulda, shoulda という表現を取り上げたい。3つの助動詞のあとの -a は have が変化したもので、would have などのいわば短縮形だ。

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タグ:クリントン
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moral equivalence 「けんか両成敗」(トランプの白人主義対応に批判) [辞書に載っていない表現]

アメリカで起きた白人至上主義者と反対派の衝突について、トランプ大統領が先日「双方に非がある」と述べて物議を醸したが、その英語ニュースを見ていたら、moral equivalence という言い回しがちょくちょく出てきた。

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unknown unknown 「知らないということに気づいていないこと」 [辞書に載っていない表現]

前回引用した serendipity についての記述があった本 The Unknown Unknown だが、このタイトルは以前から使われている言い回しを利用したものだ。ブッシュ政権の時にドナルド・ラムズフェルド国防長官が使った言葉が元になっていると本文に書かれている。

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男女を区別しない敬称 Mx は広まるか? [辞書に載っていない表現]

先日、「男女を区別しない ze は広まるか?」として、性別を問わない代名詞について書いたが、似ているのが Mx. である。Mr. と Mrs. そして Ms. をひっくるめたもので、ze よりも話題になることが多いと思うが、 gender-neutral, gender-free の趨勢を反映している点で共通している。

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