to be had 「手に入る」 + 佐々木高政氏の英語参考書の思い出 [辞書・学習参考書]
(can) be had はイディオムとはいえないだろうが、「モノが入手可能である」ことを示す。初めて出会ったのは遥か昔の高校時代で、確か和文英訳の解答だった。「何かヘンな言い方だなあ、和風英語じゃないのか」と思ったのを覚えているが、その後、ネイティブスピーカーの英文でも目にして、自分の思い込みを恥じた。
このところいろいろ表現を拾っている犯罪ノンフィクション People Who Eat Darkness (邦題「黒い迷宮: ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実」)にも出てきた。
このところいろいろ表現を拾っている犯罪ノンフィクション People Who Eat Darkness (邦題「黒い迷宮: ルーシー・ブラックマン事件15年目の真実」)にも出てきた。
タグ:アイザック・アシモフ
「匂い」と「臭い」、および waft について [辞書・学習参考書]
こうなってほしい次世代の電子辞書 [辞書・学習参考書]
「英語の綜合的研究」復刊 [辞書・学習参考書]
悪文もまた文なり (「日本人なら必ず誤訳する英文」続き) [辞書・学習参考書]
前回取り上げた「日本人なら必ず誤訳する英文」をめぐって、さらに雑多なことをいくつか考えたので書いておきたい。
まず、この本で面白いと思ったのは、著者自身が悪文、あるいはうまくないとしている英文が問題として取り上げられていることだ。
まず、この本で面白いと思ったのは、著者自身が悪文、あるいはうまくないとしている英文が問題として取り上げられていることだ。
タグ:英語学習
「日本人なら必ず誤訳する英文」 [辞書・学習参考書]
挑戦的な書名を店頭で見て思わず手に取った。この手のタイトルは売るためのものだから真に受ける必要はないし、大した内容でなければ書棚に戻して終わりだが、この本はパラパラとめくってみたところ面白そうだったので購入した。著者と編集者の勝ちである。
越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 越前 敏弥
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2009/02/18
- メディア: 新書
タグ:翻訳・誤訳
山崎貞「新々英文解釈研究」が復刻 [辞書・学習参考書]
懐かしい本が復刻されているのを書店で見つけた。味もそっけもない表紙と一色刷りの装本。私が高校生の時にかじった参考書である。かじった、というのは、1冊をやりとげたとは到底言えないからだが、英語の構文や表現について持っていた知識を整理するのに大変役に立った。
タグ:文法・語法
「オバマ演説」の本や記事をめぐる雑感 [辞書・学習参考書]
「推理小説の誤訳」 [辞書・学習参考書]
推理小説の誤訳 (日経ビジネス人文庫 グリーン こ 7-1)
- 作者: 古賀 正義
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 文庫
手厳しい本である。アガサ・クリスティーのさまざまな翻訳に見られる誤訳を、翻訳者の実名をあげて具体的に論じたものだ。歯に衣着せぬ指摘は、著者が弁護士であり、つまりは翻訳業界と無関係であることにもよるのだろうか、と思った。
タグ:翻訳・誤訳
充実の「アンカーコズミカ英和辞典」 [辞書・学習参考書]
「リーダーズ・プラス」は「新解さん」か? [辞書・学習参考書]
smooth operator という表現のからみで前回触れたシャーデー Sade という歌手に関連して、研究社の「リーダーズ・プラス」について書いてみたい。この辞書、「リーダーズ英和辞典」を補うために編まれたものと理解しているが、分野によっては、ときに本編も顔負けの充実した説明が出ていて驚くことがある。
タグ:音楽
「新英文読解法」 (中原道喜) [辞書・学習参考書]
「勉学の秋」の深まりにあわせて、今回は英語の学習書を紹介したい。怠け者の私は日々の英語学習は疎かにしているので、その埋め合わせにと、何年かおきにまとまった学習書を通読するようにしている。通勤電車やトイレタイムなどの時間も利用して、集中的に1冊を読み通す。
タグ:英語学習
「英語の冠詞ドリル」 [辞書・学習参考書]
「岩波英和辞典」の思い出 [辞書・学習参考書]
先日「オックスフォード英和辞典」(OED)についてのノンフィクション The Professor and the Madman を紹介したが、関連で、OEDを参考に編纂された「岩波英和辞典」の思い出を書くことにしたい。英語学習の初期にお世話になった後に捨ててしまったのだが、後になって何ともったいないことをしたのかと悔やんだ辞書だ。いまは絶版で手に入らない。
ネイティブのための単語の使い方ガイド [辞書・学習参考書]
「表現のための実践ロイヤル英文法」 [辞書・学習参考書]
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