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「こんにゃく」と devil's tongue [単語・表現]

このところ devil にちなむ表現を書いているが、今回は短い余談である。昔、「こんにゃく」を英語で "devil's tongue" というと何かで覚えた。しかし、実際にこんにゃくを見たこともない人が聞いて、はたして何のことかわかるのだろうか。また、この英語を聞いて食欲がわく人がいるとも到底思えない。

最近は、すしや刺身について単純に raw fish という言葉を使うのは避けるように、ともいわれているようだ。そうした考えで行けば、devil's tongue も不適ではなかろうか。

とはいえ、原料の芋とは似ても似つかないのがこんにゃくである。どう説明したらいいのだろうか。詳しい方に聞きたいところだが、私のもっている和英辞典には、

a konjak(u); paste made from the starch of the konjak

とあった。これでは konjak 自体はなんのことかわからない。また手持ちの英英辞典にもこの単語の記載はなかった。

ネットを見たら Wikitionary にヒットがあったので開いたら、説明として記載されていたのは "cognac" の一語。コンニャクならぬコニャック、思わず笑ってしまった。

そしてようやく、Wikipedia に Konjac としてこんにゃくの説明があるのを見つけた。どれだけ信の置けるものかはわからないが、とりあえずはこれを読むことにしようか。
http://en.wikipedia.org/wiki/Konjak

タグ:日本文化
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コメント 2

sayaco7292

こんにちは!
いつも楽しく興味深く読ませていただいています。

Devilの余談では、「Deviled Egg」なんてのも面白いですね。これは私が興味沸いて以前調べたんですが、『油で揚げた』料理を地獄のようだからDeviledと昔は言われたそうで。それが揚げ物だけでなく、辛いものにまで語彙が広がり、辛いもの=スパイスを入れるという事でDeviled Eggはいまや揚げ物でも辛い食べ物でもありませんが黄身にスパイスを混ぜ合わせるところからこの名になったそうで、『地獄を連想させるから』という流れは大変面白いなぁと思いました。
天ぷらなんてDeep Friedですから・・・とてもDeviledですね。
by sayaco7292 (2007-12-07 00:45) 

子守男

sayaco7292 さん、面白い情報どうもありがとうございました。devil にはまだまだいろいろな意味があるのですね。勉強になりました。今後もよろしくお願いいたします。
by 子守男 (2007-12-07 23:31) 

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