「カラバリ」 [和英表現]
このところ気になるカタカナ語について書いている流れで、短くもうひとつ。近年見かけるようになったカタカナ語で、最初に知った時にちょっと驚いたのが「カラバリ」である。
家電量販店の店頭ポップで初めて目にした時は、音の「ごつさ」とともに、いったい何を指すのかと考えたが、製品のラインアップを見て、「なるほど」と思った。手書きの宣伝文句だけでなく、メーカーのサイト等でも見るので、使用が広がっている、あるいは業界側が定着させたい言葉なのだろうか。
さて、この「カラーバリエーション」、英語でもこういうのだろうか、という考えが浮かぶ。さっそく検索サイトで "color variation" を検索してみた。
数としては確かにかなりのヒットがあったが、邦文の中にこの単語が出てくる例がかなりある。日本のサイトに載っている英文も結構目につく。ネイティブが書いたとみられる文もあったが、製品の色の種類ではなく、服や動物などの色の変化・変異について使っているものもある。
ここまで来て、ああそうだ、variation を複数形にしてみればどうだろう、と気づいて検索しなおすと、なるほど、製品について "Other color variations are available." とか、 "More color variations are available. " と使われている例が英語圏のサイトで見つかった。初めから単複のことが頭に浮かばなかったとことに、自分の英語力のなさを痛感する。
さらにいろいろ検索してみたら、自動車の色について、こんな文章も見つけた。
こうした言い方も、文脈によっては「カラバリ」を表すのに使えそうである。他にもっと適格な表現をご存じの方がいらしたら、教えていただければ幸いである。
家電量販店の店頭ポップで初めて目にした時は、音の「ごつさ」とともに、いったい何を指すのかと考えたが、製品のラインアップを見て、「なるほど」と思った。手書きの宣伝文句だけでなく、メーカーのサイト等でも見るので、使用が広がっている、あるいは業界側が定着させたい言葉なのだろうか。
さて、この「カラーバリエーション」、英語でもこういうのだろうか、という考えが浮かぶ。さっそく検索サイトで "color variation" を検索してみた。
数としては確かにかなりのヒットがあったが、邦文の中にこの単語が出てくる例がかなりある。日本のサイトに載っている英文も結構目につく。ネイティブが書いたとみられる文もあったが、製品の色の種類ではなく、服や動物などの色の変化・変異について使っているものもある。
ここまで来て、ああそうだ、variation を複数形にしてみればどうだろう、と気づいて検索しなおすと、なるほど、製品について "Other color variations are available." とか、 "More color variations are available. " と使われている例が英語圏のサイトで見つかった。初めから単複のことが頭に浮かばなかったとことに、自分の英語力のなさを痛感する。
さらにいろいろ検索してみたら、自動車の色について、こんな文章も見つけた。
- Steel Gray was also replaced with Titan Gray as an exterior color choice.
- Production quantity and color choice was very limited [Fewer than 3000 Viggens manufactured; available colors are Lightning Blue Metalic (270)(MY '99-'00), Monte Carlo Yellow (231)(MY '00 only), Steel Gray Metallic (279)(MY '01-'03), Silver Metallic (268)(MY '00-'03), Black (170)(MY '00-'03), or Laser Red (278)(MY '01-'03); (後略)].
( http://en.wikipedia.org/wiki/Saab_9-3 )
こうした言い方も、文脈によっては「カラバリ」を表すのに使えそうである。他にもっと適格な表現をご存じの方がいらしたら、教えていただければ幸いである。
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