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of recent vintage 「そう古いものではない」 [読書と英語]
このところ公私ともに何かと慌ただしく、英語メディアとの接触も量質ともに低空飛行の状態が続いている。こうした時の常套手段として、これまで読んだ英文や学習メモをひっくり返して短く書いてみたい。
今回目にとまったのは、of recent vintage という表現である。
今回目にとまったのは、of recent vintage という表現である。
英語を学んで半世紀が過ぎた [英語学習]
今回は申し訳ないが年寄りの回顧談である。この4月1日で、英語を学び始めてからちょうど50年になった。
なぜ日付まであげることができるのかというと、聞き始めたNHKのラジオ講座「基礎英語」の第1回のレッスンがこの日だったからだ。
なぜ日付まであげることができるのかというと、聞き始めたNHKのラジオ講座「基礎英語」の第1回のレッスンがこの日だったからだ。
タグ:ラジオ・テレビの英語講座
hug 「(モノが)ぴったりとくっつく」 [読書と英語]
「ハグ」としてもう日本語になっている hug は、相手が人やモノなら「抱く、抱きかかえる」、また対象が考えや信念なら「抱(いだ)く」という意味だが、いずれも主語は人ということになるだろう。では、モノがモノを hug するとしたら、どういうことだろうか。
タグ:アイザック・アシモフ
inflection point 「転換点」(ウクライナが力を入れるFPVドローン兵器) [ニュースと英語]
ウクライナでの戦争を契機にドローン兵器が大きな変貌を遂げているという。英誌「エコノミスト」の最近の号が、巻頭の leader (イギリス英語、editorial のこと)と科学技術のページでこのテーマを取り上げていた。
英語の”ほめ殺し”と文末焦点 ~バイデン氏の記憶力をめぐって [文法・語法]
前回に続いて、アメリカの大統領にからんで箸休め的なことを書いてみたい。バイデン氏が副大統領だった時の機密文書が自宅から見つかった問題で、特別検察官は氏を訴追しないことを決めた。
タグ:アイザック・アシモフ
barnstorm ~共和党ヘイリー氏が「どぶ板選挙」 [アメリカ政治]
前回は民主党のバイデン氏にからめて書いたので、今度は共和党をネタにしたい。米大統領選挙の予備選で共和党の候補者たちが展開している選挙戦について、複数の日本メディアが「どぶ板選挙」とか「どぶ板作戦」と表現している記事を目にした。
Write-in Biden! ~候補者登録のないバイデン氏が予備選で勝利 [アメリカ政治]
アメリカ大統領選挙のニューハンプシャー州民主党予備選で現職バイデン氏が快勝した。トランプ対ヘイリーという共和党の争いに比べると扱いは小さかったが、それを報じる記事を眺めていて、write-in candidate とか write-in campaign などといった表現が目についた。
rabbit warren 「迷路のように入り組んだ場所」 [読書と英語]
数十年前、日本についての報告書の中でヨーロッパ共同体(当時)が日本人の住居を「ウサギ小屋」と呼び、「失礼な言い方だ」「しかし的を射ている」などと話題となったことがあった。rabbit warren という表現をペーパーバックで拾って、そんな昔のことを思い出した。
タグ:アイザック・アシモフ
ersatz 「代用の」「本物でない」 [読書と英語]
今回も、すきま時間に再読を続けている短編シリーズ「黒後家蜘蛛の会」の原書に出てきた言葉を紹介したい。ersatz は字面から受ける印象の通りドイツ語由来の単語で、英和辞典には「代用の」「模造の」「間にあわせの」「にせの」といった訳語が並んでいる。名詞としても使われる。
dead cert ~トランプ氏「本命」は揺るがず? [ニュースと英語]
選挙戦を競馬にたとえるのは洋の東西を問わないのか、来年のアメリカ大統領選挙について最近の英誌「エコノミスト」がそんな形の記事を書いており、その中に dead cert という表現が出てきたので、取りあげてみたい。
rizz ~オックスフォード版・2023年の英単語 [Word of the Year]
年末を迎え、英語圏の諸団体が選ぶ恒例の「今年の英単語」の時期がやってきた。これまで発表された結果の中でもっとも興味深いと思ったのは、イギリスのオックスフォード大学出版が選定した rizz である。
steel magnolia ~アメリカ版やまとなでしこ [英語文化のトリビア]
カーター元米大統領のロザリン夫人が亡くなった。日本メディアの扱いがごく小さかったのは仕方ないが、カーター政権は私の高校時代と重なる。海外の事物に興味を持ち始め、英語学習にも熱を入れるようになった頃だ。当時を思い出し、時の移ろいを感じさせられた。
CNN の訃報記事を読んでいたら、steel magnolia という表現が目にとまった。知識としては持っていたが、実際に触れたのは初めてではないかと思う。
CNN の訃報記事を読んでいたら、steel magnolia という表現が目にとまった。知識としては持っていたが、実際に触れたのは初めてではないかと思う。
Bronx cheer ってどんな歓声? [英語文化のトリビア]
このところニューヨークに関わる言葉を取り上げている流れでもうひとつ。NY市といえばマンハッタンに焦点が当たりがちだが、最北端にある borough (区)の名前を冠した Bronx cheer という言葉がある。いったい何を指すのだろうか。
タグ:-固有名詞にちなんだ表現
「ニューヨーク・ニューヨーク」って何だ? [英語文化のトリビア]
前回、ニューヨークに見られる建物 brownstone を取り上げた流れで、箸休め的なことを書いてみたい。
「ニューヨーク・ニューヨーク」という曲がある。原題の The Theme from "New York, New York" からうかがえるように、同名の映画のテーマ曲である。
「ニューヨーク・ニューヨーク」という曲がある。原題の The Theme from "New York, New York" からうかがえるように、同名の映画のテーマ曲である。
brownstone は単なる「茶褐色の石」か? [英語文化のトリビア]
一見何でもない単語と捉えたつもりでも、非ネイティブには気づかない背景が隠れていることがある。少し前から、アイザック・アシモフ作の短編推理小説集「黒後家蜘蛛の会」の原書をすき間時間に再読しており、ここでも何度か取り上げているが、そんな例といえそうな単語があったので、少し書いてみたい。
タグ:アイザック・アシモフ
Janus word 「矛盾する二つの意味を持つ言葉」 [辞書に載っていない表現]
前回取り上げた dense は、ひとつの単語が正反対にも取れる別々の意味を持っているといえそうだが、そうした言葉を指す正式な単語がちゃんとある。
contronym というが、いかにも専門用語という響きがある。だが、こうした単語を指すもっと平易な言い方もある。Janus word がそれである。
contronym というが、いかにも専門用語という響きがある。だが、こうした単語を指すもっと平易な言い方もある。Janus word がそれである。
タグ:-言葉についての言葉
You're so dense! 「あんたって本当にニブいんだから!」(高橋留美子「めぞん一刻」) [注意したい単語・意外な意味]
高橋留美子の傑作コミック「めぞん一刻」の英語版を見返していたら、dense のおもしろい意味が使われていたので、備忘としてメモしておきたい。
タグ:めぞん一刻
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