waterboarding ~トランプ氏「水責めを復活せよ!」 [辞書に載っていない表現]
今回も、アメリカ大統領選挙をめぐるニュースで拾った言葉を取り上げたい。先日のブリュッセルでの連続爆破テロのあと、ドナルド・トランプ氏が「テロの容疑者に対しては水責めの尋問を行うべきだ」と述べたが、原語は waterboarding という単語だった。
make inroads 「食い込む」「食い下がる」 [アメリカ政治]
先日ニュースを見ていたら、アメリカ大統領選挙に立候補している民主党のサンダース氏が "making inroads in Secretary Clinton's lead" と演説し、「クリントン氏に食い下がっている」という字幕スーパーが出ていた。なるほど「食い下がる」か、うまいもんだな、と思ったので、ちょっと書いておきたい。
テロとヘミングウェイの「氷山の理論」 (iceberg theory) [ニュースと英語]
またもテロが起きた。先日のイスタンブール、そして今回のブリュッセル、どちらも過去に訪れた際の記憶から「現場近辺を通ったことがあるはず」と思っただけに、驚きもひとしおである。
今回の事件についてウェブで読んでいたら、"iceberg theory of terror plots" 「テロ計画の氷山理論」という言葉が出てきたので、興味を持った。
今回の事件についてウェブで読んでいたら、"iceberg theory of terror plots" 「テロ計画の氷山理論」という言葉が出てきたので、興味を持った。
contested convention 「決戦は党大会!」 [辞書に載っていない表現]
今月15日が the Ides of March と呼ばれることは以前書いたことがあるが(→「3月15日に気をつけよ」 )、この表現を使った報道も見られた「ミニ・スーパーチューズデー」で、トランプ氏が代議員数を上積みした。これに関連して、最近目にすることが増えてきた contested (あるいは brokered) convention を取り上げたい。
a thunderclap on a cloudless day 「青天のへきれき」 [和英表現]
「青天の霹靂(へきれき)」にあたる英語といえば、おなじみの a bolt from the blue が条件反射のように出てきてしまうが、TIME 誌のサイトを見ていたら、これまた日本語の表現に似た a thunderclap on a cloudless day という言葉があり、意味もほぼ同じではないかと思われるので、メモしておきたい。
trash talk, talk trash 「毒舌(を吐く)」「こきおろす」 [アメリカ政治]
アメリカ大統領選挙にからんで先日 pit について書いた際に引用した文に trash-talking という単語があり、おもしろい言い方だなと思ったので取り上げたい。もちろん、口の悪いドナルド・トランプ候補を形容したものだ。trash talk で「挑発的な言葉(を使う)」という意味になる。
タグ:トランプ
pit Clinton against Trump 「A 対 B の闘い」 [アメリカ政治]
emphasis mine, italics mine 「傍点筆者」 [単語・表現]
先日触れたアメリカ大統領選挙のスーパーチューズデーがいよいよ当日を迎えた。結果はほどなくわかるだろう。今回は、選挙についてではなく、関連の記事を読んでいて目にとまった emphasis mine について短く書いておきたい。ある文を引用する際、強調するために太字に変えたりしたことを示す“おことわり”の言葉である。
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