birther 「オバマ大統領はアメリカ生まれではないと主張する人」 [辞書に載っていない表現]
先日のエントリで、ヒラリー・クリントンが重大な健康不安を隠していると主張する陰謀論者が healther と呼ばれているらしいことに触れたが、連想したのがオバマ大統領について使われる birther である。「オバマ氏は実はアメリカ生まれではないので大統領になる要件を満たさない」と考える人びとを指す。
diplomatic illness 「仮病」 (ヒラリー・クリントンの健康問題・続き) [辞書に載っていない表現]
diplomatic は「外交の」と覚えただけでは不十分で、「駆け引きがうまい」「そつのない」「外交辞令の」「微妙なニュアンスのある」といった意味もある要注意単語だが、このところ取り上げているヒラリー・クリントンの体調不良についての記事に diplomatic illness という言葉が出てきた。要は「仮病」を婉曲的に表現したものである。
work like a demon 「鬼のように働く」 (続・ビル・クリントンがヒラリー援護) [和英表現]
ビル・クリントンのヒラリー援護インタビューをCBSが意図的編集? [アメリカ政治]
先日に続いて今回もヒラリーの体調不良問題を取り上げたい。夫で元大統領のビル・クリントンが「妻の健康に問題はない」とインタビューに答えた。ところがCBSは放送の際、ヒラリーに不利な印象を与えると受け取れるような言い間違いを編集でカットしていたことがわかり、一部のメディアで取り沙汰されている。
タグ:クリントン
buckle 「ひざがガクッと崩れる」 (続・ヒラリー・クリントンに健康不安説) [アメリカ政治]
ヒラリー・クリントン倒れる~ walking pneumonia とは [アメリカ政治]
ヒラリーが体調不良で911式典を途中退席した。日本のメディアの多くは「健康問題が浮上」という形で取り上げているようだ。確かにその通りなのだが、アメリカの報道をウェブで読むと、これとあわせて対応のまずさを指摘する記事も見られた。
吸い込まれそうで怖かったナイアガラの滝 [英語文化のトリビア]
それでもトランプが勝つこれだけの理由 ~ mojo 「他人をひきつける魔法のパワー」 [アメリカ政治]
アメリカ大統領選挙についてウェブをいろいろ見ていたら、お騒がせ映像作家のマイケル・ムーアが "5 reasons why Trump will win" という記事を書いていた。ユーモラスな語り口だが、もちろんムーアは反トランプ派だから、「トランプが絶対に勝つ5つの理由」というのは反語的な危機感の表明になっている。
タグ:-音がおもしろい単語 トランプ
convivial 「陽気な」「浮かれた」「お祭り好きの」 [読書と英語]
一度見聞きしただけなのに何故かすぐに使えるようになった英単語が(ごくまれに)ある一方で、何度目にして辞書を引いても一向に覚えられない相性の悪い言葉が(しょっちゅう)ある。後者のひとつが convivial だ。またもや実例にペーパーバックで触れて「またか」とため息をついたので、書き留めておきたい。
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