「ストレート・ノー・チェイサー」 (米英で違う chaser) [英語文化のトリビア]
ビールの缶を開ける crack [単語・表現]
梅雨も明けて、いよいよ夏本番。夏といえばやはりアルコールである。私はかなりいける口だ。職場ではかつて異動先の新しい部署で、「強い」と自認していた若手とさしで飲み、なんなく打ち負かしたこともある。しかし年齢のせいか、最近は以前ほどではなくなってしまった。
ともあれ、この休みに家でビールを飲みながら昔の学習ノートを見返していたら、酒に関係ある表現が結構メモしてあったので、いくつかおさらいすることにした。
まず、酒を飲むにはまず栓を開けなくてはならない。この時に使える動詞・名詞が crack である。
ともあれ、この休みに家でビールを飲みながら昔の学習ノートを見返していたら、酒に関係ある表現が結構メモしてあったので、いくつかおさらいすることにした。
まず、酒を飲むにはまず栓を開けなくてはならない。この時に使える動詞・名詞が crack である。
タグ:酒にちなんだ表現
"Alas, poor Yorick!" (Horatio その3) [英語文化のトリビア]
Horatio について短い続きを書く。シェイクスピアの作品に出てくるハムレットの親友が Horatio である。
かなり前に触れたことがあるが、ハムレットが Yorick という死んだ道化の頭蓋骨を手にしてホレイショーに "Alas poor Yorick! I knew him, Horatio." と語る場面がある。Horatio 本人がどうというわけではないが、しゃれこうべという道具立てのためか、この場面は英語圏では広く知られているようだ。
かなり前に触れたことがあるが、ハムレットが Yorick という死んだ道化の頭蓋骨を手にしてホレイショーに "Alas poor Yorick! I knew him, Horatio." と語る場面がある。Horatio 本人がどうというわけではないが、しゃれこうべという道具立てのためか、この場面は英語圏では広く知られているようだ。
Horatio Alger, rags to riches (Horatio その2) [英語文化のトリビア]
Horatio について続ける。「アメリカ版立身出世物語」である Horatio Alger は実例に触れて知ったものではなく、アメリカ英語だったかアメリカ文化だったかの本を読んで「お勉強」したものである。
タグ:-固有名詞にちなんだ表現
Horatio さまざま・その1~ネルソン提督 [英語文化のトリビア]
先日取り上げた carpe diem は古代ローマの詩人ホラティウスの言葉ということだが、その英語名 Horace は Horatio という人名とつながりがあるはずだ。私は「ホレイショー」という名の人に実際に会ったことはなく、現代ではあまり人気がない名前なのだろうかと思ったりするが、本の中では幾人かの印象的な人物にお目にかかっている。
tempus fugit (「光陰矢のごとし」) [ラテン語・外来語]
今を楽しめ (carpe diem, seize the day) [ラテン語・外来語]
By the Stars of the Galaxy [翻訳・誤訳]
アイザック・アシモフ Isaac Asimov の「ファウンデーション」 Foundation をめぐる英語についての思い出をもう一つ。私が中学生の時に読んだ翻訳の解説に、SF小説の英語の特徴について次のような記述があった。
SFは遠い未来を描いたり異星人が出てきたりするので、本来なら "Oh, God!" のようになる感嘆や驚きの言葉では、god などの代わりに例えば galaxy とか space が使われることがある。だから間違って訳さないようにしなくてはならない。当時読んだ翻訳は手元になく正確には思い出せないが、確かそうした内容だった。
SFは遠い未来を描いたり異星人が出てきたりするので、本来なら "Oh, God!" のようになる感嘆や驚きの言葉では、god などの代わりに例えば galaxy とか space が使われることがある。だから間違って訳さないようにしなくてはならない。当時読んだ翻訳は手元になく正確には思い出せないが、確かそうした内容だった。
タグ:アイザック・アシモフ SF
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