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動詞 spare と芭蕉の「五月雨の降りのこしてや光堂」の英訳 [日本の文化]

アメリカ人翻訳家による芭蕉の俳句英訳書を読んでいたら、日本人にはわかりづらいと思われる動詞 spare を使って俳聖の名句が英語にされていたので、ちょっとメモしておきたい。

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cold call 「勧誘電話」「飛び込みのセールス訪問」 [単語・表現]

前々回の cold case から cold つながりで、cold call という表現を取り上げたい。「売り込みのための勧誘電話」ということで、この場合の cold は「前置きのない」といったような意味に取ればよさそうだ。

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police blotter 「警察の事件記録簿」 [単語・表現]

前回の cold case が犯罪・事件がらみの言葉だった流れで、police blotter という表現を取り上げたい。発生した事件など毎日の出来事を綴る警察署の記録簿を指す。

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cold case 「未解決事件」「迷宮入りの犯罪」 [ニュースと英語]

悲劇の少女アンネ・フランクをめぐるニュース記事を読んでいたら cold case という表現が使われていたので、取り上げてみたい。

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there is a lot to be said for ~「良いところがたくさんある」 [単語・表現]

自分の学習ノートには前回取り上げた kudos に続いて there is a lot to be said for ~ という表現がメモしてあったので、ついでに短く書いてみたい。for に続く事物に、長所や利点といった”良いこと”がたくさんある、という意味である。

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kudos 「よくやった!」「でかした!」 [単語・表現]

前回取り上げた a feather in someone's cap からの類推で kudos という名詞を取り上げたい。「称賛」「名声」「栄誉」という意味だが、「よくやった、すごいぞ!」とほめる時に使われることもある。最後の -s は複数ではなく、もともとこのように綴る。

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a feather in your cap 「お手柄」「自慢の種」(刑事コロンボ「殺人処方箋」) [刑事コロンボ]

週末に見たアメリカのテレビドラマに a feather in someone's cap という表現が出てきた。文字通りには帽子についた羽根ということになるだろうが、これで「誇りになるもの」「功績」「名誉」という意味がある。

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pummel 「バシバシたたく」「ぶん殴る」(ウクライナへのロシアの攻撃続く) [ニュースと英語]

ウクライナ関連の記事から pummel という単語を取り上げたい。「ゲンコツで何度も繰り返し殴る」という意味で、ロシア軍の容赦ない攻撃について比喩的に使われている実例を目にした。

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bald 「(タイヤが)すり減ってツルツルの」(刑事コロンボ「5時30分の目撃者」) [注意したい単語・意外な意味]

今回も基礎的な単語のちょっとおもしろい意味を取り上げたい。bald は、車のタイヤについて使うと「溝が摩耗した」「すり減った」「つるつるの」ということを指す。自分の学習ノートに、アメリカのTVドラマで拾った実例をメモしていた。

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favorite 「優勝候補」「本命」 (ドーピング問題のワリエワ選手、メダル逃す) [注意したい単語・意外な意味]

基礎的な単語ながら favorite は意外と曲者である。まず、形容詞の場合は前に most はつけない。これ自体に最上級の意味があるからだ。だから「最も好きな」といった訳語で覚えるべきだろう。もっとも実際には、ネイティブでも most をつける人がいるようだ。

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「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」という名言の真相 [名言・ことわざ]

前回 casus belli という表現を取り上げた際、何の気なしに「歴史は繰り返す」と書いたが、それで連想したのが “History doesn’t repeat itself, but it rhymes.” という言葉である。アメリカの作家マーク・トウェインが言ったとされる。

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casus belli 「開戦のきっかけとなる出来事」 [ラテン語・外来語]

今回も自分の学習ノートにメモしていた実例から、casus belli という言葉を取り上げたい。前回の表現に出てきた fighting から連想したもので、「戦争を始める理由となる出来事」「開戦を正当化する事件」を指す。

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タグ:国際問題
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fighting chance 「がんばればチャンスはある!」 [注意したい単語・意外な意味]

このところ多忙でまとまった英語に触れる余裕がないので、手製の学習ノートを見返していて目にとまった fighting chance という表現を短く紹介してお茶をにごすことにしたい。

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酒の「チャンポン」をめぐる英語表現 [英語文化のトリビア]

前回取り上げた stiff drink からの連想で、酒がらみのちょっとおもしろい表現を紹介しよう。いわゆる「チャンポン」に関わる言い回しである。

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stiff drink 「強い酒」 [読書と英語]

前回の stiff price 「高くつく代償」からの連想で、stiff drink という言い方について触れておきたい。この stiff は「アルコール度が高い」という意味なので、「強い酒」のことである。

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stiff price、dear price 「高い代償」 [注意したい単語・意外な意味]

アメリカのバイデン大統領が就任1年目にあわせて開いた記者会見で、ウクライナに侵攻する動きを見せているロシアに対して警告した。その時に使われた stiff price および dear price という表現をメモしておこう。

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chin diaper 「あごマスク」(「2021年の英単語」より) [Word of the Year]

言葉にかかわる諸団体が毎年選ぶ「今年の英単語」については、辞書の「オックスフォード」が vax (ワクチン)を2021年の Word of the Year に選定したことを2か月前に書いたが(→こちら)、先日、アメリカの団体 American Dialect Society での投票結果が発表された。

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fur 「水あか」「舌の汚れ」 [注意したい単語・意外な意味]

前回は ring を「浴槽についた垢」を表すのに使えることを取り上げたが、連想で別の単語 fur のちょっとおもしろい意味について短く書いてみたい。

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ring 「浴槽の内側についた垢」 [注意したい単語・意外な意味]

前回取り上げた ring in the new year のついでに書くと、ring は「輪」のほか環状になったものを広く指して使うことができる。浴槽の内側をぐるりと取り巻くように付着した垢や汚れもこれで表現できるのがおもしろい。

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ring in the new year 「新年を迎える・祝う」 [単語・表現]

新年を迎えることを表す ring in the new year という表現がある。鐘を鳴らして新年を迎え入れる、というイメージで考えればよさそうだ。

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Let's go Brandon! ~バイデン批判のスローガン [アメリカ政治]

このところ Let's go Brandon. という言葉をアメリカがらみの記事でよく目にする。英語の流行語を追うのは異国の非ネイティブの手に余るし、多くは廃れていくので「労多くして功少なし」といえるだろうが、この言葉はしばらくメディアを賑わすと思われるうえ、由来もおもしろいのでメモしておきたい。

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jimmy 「バールでこじあける」 [刑事コロンボ]

前回触れたアメリカのテレビドラマに出てきた単語をもうひとつ紹介したい。jimmy は人の名前みたいだが、これは何かをこじあけるのに使われる「かなてこ」を指す。また、そうした器具を使ってモノをこじあける動詞としても使われる。

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disturb 「(物を)荒らす」「(状態を)乱す」 [注意したい単語・意外な意味]

人に対して「邪魔をする」「困らせる」といった訳語で覚えている人が多いと思われる disturb だが、モノの状態を乱す場合にも使うことができる。週末に観たTVドラマで、この意味で使われた例が複数出てきたのでメモしておきたい。

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“Other than that, how was the play, Mrs. Lincoln?” [辞書に載っていない表現]

先日読んだ記事に other-than-that-how-was-the-play-Mrs. Lincoln という表現が出てきた。形容詞にするためにつけたハイフンを取れば元の形になるはずだが、どういう意味だろうか。手持ちのどの辞書にも載っていない。

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egregious 「実にひどい」と gregarious との関係 [ニュースと英語]

アメリカが北京五輪の”外交ボイコット”を決めたが、それを発表する記者会見で報道官が egregious という単語を使っていた。

日常レベルではあまり使われない言葉だろうし、英語学習者は難しい単語を無理に追う必要はないという意見もある。しかし、ふだん見聞きしなくても実際に使われることがあるのなら、やはり高みは目指したいものだと思う。

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