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winter wallop 「冬の嵐」 [ニュースと英語]

「10年に一度」という最強寒波が日本を襲っているが、世界のあちこちも強い寒気に見舞われている。そうした英文記事を読むと wallop という単語にちょくちょくお目にかかるので、短くメモしておこう。

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no longer have enough in the tank 「気力が尽きた」(アーダーン首相が辞任表明) [ニュースと英語]

ニュージーランドのアーダーン首相が辞任する意向を表明した。理由としてあげたのは失政やスキャンダルではなく、首相を続けるためのエネルギーが底をついた、というものだった。

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quiet quitting ~がんばりすぎる働き方はやめよう! [Word of the Year]

年始に American Dialect Society が発表する「今年の英単語」について例年取り上げている。しかし今回の選定は、非ネイティブ・非英語圏生活者の私にはよく理解できない結果だった。今年は見送ろうかとも思ったが、それでは寂しいので、次点となった quiet quitting をメモしておきたい。

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goblin mode ~他人の目なんか気にしない(Oxford版「2022年の英単語」) [Word of the Year]

ウェブスター社選定の”今年の英単語”について先日書いたが、辞書の老舗オックスフォードが選んだのは goblin mode という言葉だった。

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thus と thusly はどう違うか [文法・語法]

前回 slice and dice を取り上げた際に引用したAP通信の記事に thusly が出てきた。thus に -ly をつけたものだろうと想像はつくが、どちらも副詞だ。なにか違いがあるのだろうか、少し調べてみた。

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slice and dice 「細かく多角的に分析する」 [ニュースと英語]

ウェブスター辞典が選んだ”今年の英単語”の gaslighting について前回書いたが、これを報じたAP通信の記事に slice and dice という表現が出てきたので、取り上げてみよう。

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gaslighting~ウェブスター版「2022年の英単語」 [Word of the Year]

毎年恒例の Word of the Year の時期が今年もやってきた。選定をしている団体のうち、アメリカの代表的な辞書「メリアム・ウェブスター」が先ごろ発表した「今年の英単語」は gaslighting だった。

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sportswashing 「スポーツを利用して国内問題を覆い隠す」 [ニュースと英語]

サッカーのワールドカップは熱戦が続き、日本チームを応援しているが、スポーツにちなんで sportswashing という単語を紹介しよう。「ごまかし」や「糊塗」「粉飾」を意味する whitewashing から作られたものだろうとあたりがつく。

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double entendre 「キワドい意味を含んだ言葉」 [音楽と英語]

以前取り上げたオリヴィア・ニュートン=ジョンの自叙伝から、double entendre という表現について書いてみたい。フランス語から来ているらしいという感じはするが、いったいどういう意味なのか、想像がつかない。

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タグ:訃報
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aha moment 「わかった!」 [単語・表現]

前回の eureka moment に似た aha moment という表現を取り上げたい。aha は「ははあ、わかった」「へえ、そうなんだ」という意味の間投詞で、こうした声を上げるような瞬間、ということになるだろう。

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eureka moment 「わかった」「ピンときた」 [単語・表現]

前回の lightbulb moment から連想したのが、同様の意味を持つ eureka moment である。"Eureka!" は、アルキメデスが難題の回答を思いついた時に叫んだとされる言葉だ。

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lightbulb moment 「ひらめいた!」 [音楽と英語]

先日、オリヴィア・ニュートン=ジョンが亡くなったことについて書いたが、追悼の気持ちから彼女の自叙伝を手に取った。英語はそれほどむずかしくなく、そう苦労せずに読み終えることができた。

Don't Stop Believin'

Don't Stop Believin'

  • 作者: Newton-John, Olivia
  • 出版社/メーカー: Gallery Books
  • 発売日: 2021/01/26
  • メディア: ペーパーバック

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タグ:訃報
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infra dig 「みっともない」「沽券にかかわる」 [ラテン語・外来語]

前回引用した、過去形と過去分詞の使用についての「ニューヨーク・タイムズ」紙の記事から、infra dig という表現を紹介したい。辞書には「体面にかかわる」「品格を下げる」といった訳語が載っている。

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"I have sang" ・・・過去分詞の代わりに過去形の使用が増えているらしい [英語のトリビア]

完了形では動詞の過去分詞を使い、過去形にすれば試験でバツを食らう。当たり前のことだと思いきや、こうした使い方が英語のネイティブの間に見られるようになっている。そんな興味深い記事が先日の「ニューヨーク・タイムズ」紙に載っていた。

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タグ:文法・語法
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high-water mark 「最高潮」「絶頂」(オリヴィア・ニュートン=ジョン死去) [音楽と英語]

オリヴィア・ニュートン=ジョンが亡くなった。同じ日に三宅一生の訃報も伝えられ海外のメディアが大きく扱っていたので、世界的に活躍した同胞の逝去を悼むべきなのかもしれないが、ファッションとは無縁の私だけに、オリヴィアの死の方が衝撃だったというのが正直なところだ。

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タグ:訃報
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This conversation never took place. 「ここだけの話」「他言無用」 [単語・表現]

今回もアメリカのTVドラマで使われていた言い回しについて短く取り上げよう。いくつかある「内緒の話」「他人には言わないで」という表現の一つと言えるが、使われる単語自体はごく平易ながら、日本語であまり見られない発想のようなのがおもしろい。

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Timbuktu 「はるか遠くの場所」「最果ての地」 [固有名詞にちなむ表現]

週末に観たアメリカのTVドラマ「刑事コロンボ」に、アフリカ・マリ中部の町ティンブクトゥ Timbuktu の名前を使ったおもしろい表現が出てきた。「遠隔の地」という比喩的な意味で使われている。

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platform 「意見を発表する機会」 [単語・表現]

前回取り上げた bully pulpit に出てくる pulpit 「演壇」をなじみのある単語で言いかえれば platform になるだろう。この単語も前回の表現に似て、比喩的に「発言の機会」「意見表明の機会」という意味で使うことができるので、短く触れておきたい。

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bully pulpit 「権力の座」 [ニュースと英語]

アメリカの大統領について bully pulpit という言葉を目にしたことがあるが、銃撃され死亡した安倍元総理について取り上げた「タイム」誌のオンライン記事にも出てきた。別に大統領に限って使うということではないらしい。

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draconian 「情け容赦のない」 [固有名詞にちなむ表現]

コロナ禍で目にする機会が増えたと感じる英単語が draconian である。すでにこのブログで書いたように思っていたが、見直したら違ったので取り上げてみたい。

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lick your wounds 「痛手から立ち直ろうとする」「再起を図る」 [読書と英語]

前回の lick からの連想で、lick one's wounds という表現を取り上げよう。文字通りには「傷をなめる」だが、イディオムとしてはさらにその先の状態を指して使われる。

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lick 「打ち負かす」「やっつける」 [ニュースと英語]

lick は「なめる」として覚えた人が多いと思うが、このほか「打つ、なぐる」とか「負かす、打ち勝つ」というハードな意味もあるのがおもしろい。

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スヌーピーと"小説のマズい書き出し" (reverse-engineer) [英語文化のトリビア]

多忙続きで英語との接触もままならない状態なので、学習ノートにメモしていた reverse-engineer という言葉を紹介して久しぶりの更新とするが、その関連で偶然にも前回も取り上げたマンガ「ピーナッツ」にかかわるトリビアを知ったので、あわせて書いてみたい。

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without tears 「難なく」「やすやすと」(マンガ「ピーナッツ」より) [読書と英語]

少し前の新聞に掲載されていたマンガ「ピーナッツ」で目にとまった without tears についてメモしておきたい。辞書を見たら、意外とこの表現が載っていなかったからでもある。

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「おくのほそ道」の「平泉」の英訳を比べてみた [日本の文化]

前回、芭蕉の「五月雨の~」の英訳を題材に spare について書いた流れで、この句が載っている「おくのほそ道」の章を英訳で読んだところ、ちょっとおもしろいことに気づいたのでメモしておきたい。

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